「清澄高校4-9大洗女子」(24日、バンテリン)
今日も立ち上がりに炎上した。清澄高校は24日、オープン戦3勝目をかけた大洗女子戦に臨んだが、江口セーラ投手ら投手陣が精彩を欠いて大敗を喫し、オープン戦負け越し決定となる6敗目(2勝)となった。
先発した江口は初回から大洗打線に捕まり、杉山清美外野手に3ランを浴びるなど、立ち上がりから4点を失う。打線がその裏にすぐさま竹井久外野手の内野ゴロの間に1点を返すも、江口は2回にあっさり1失点。3回以降は立ち直るも、6回5失点で後続にマウンドを託した。これで江口は2試合で11回11失点。2試合連続の背信投球となってしまった。
2番手の姉帯豊音投手はオープン戦7試合目の登板。2回を投げ1失点とし、オープン戦通算では12.2回7失点となった。投球回では原村(13回)に次ぐチーム2位であり、リーグの救援投手では最長となっている。
2点ビハインドとなった9回に登板した3番手の園城寺怜投手はオープン戦初登板であったが、多投したナックルを山郷あゆみ内野手に捉えられ、3ランで0.1回3失点。結局残り2死を4番手・鷺森灼投手が取ることになった。
打線は8回に大洗先発・松本里子投手を責め立て1点を返すと、オープン戦絶不調だった新子憧内野手、花田煌内野手に適時打が飛び出し、一挙3得点を挙げるもこれが最後の得点シーンとなった。
清澄はこの試合がオープン戦におけるホーム最終戦となったが、ホーム成績1勝4敗(うち完封負け2回)と大きく負け越し、バンテリンドームに苦手意識を持ったまま本戦に入る形となった。オープン戦は残り2試合。敵地での投打にわたる躍動を見せてほしい。
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