【21日甲子園 北海道2-4FE】秋田ファイアーエムブレムズ(以下FE)は21日に行われた、チャンピオントーナメント1回戦の北海道シティホース(以下北海道)との一戦を4-2で制し、28日に行われるチャンピオントーナメント準決勝へ駒を進めることになった。先発の島田真夢投手が毎回走者を許しながら6回途中1失点で凌ぎ切り、その後はエイリーク投手、セルジュ投手、久海菜々美投手、リュール投手の継投で逃げ切った。打線は初回に菊間夏夜外野手のタイムリーヒットで先制すると、2回にはファリナ外野手のタイムリーヒットで2点目、6回には七瀬佳乃捕手のタイムリー二塁打で3点目、タニス内野手の犠牲フライで4点目を奪い、投手陣を援護した。
毎回走者を許す苦しい展開だった。それでも北海道に主導権を許さなかった。特に8回はセルジュが2つ死球を献上するなど無死満塁のピンチを作ったものの、久海がこのピンチを併殺打と三振で無失点で抑え切った。9回もリュールが2安打を打たれながらも最後は内野ゴロに抑え逃げ切った。
耐え忍んでの勝利にマルス監督は「全員の力で勝ち取ることができた。特に(島田)真夢と(久海)菜々美が良く抑えてくれた。準決勝も厳しい相手だが、全員の力を結集して勝利を目指したい」とコメントした。
FEの次の相手は神戸ライトニングスを下した青蘭学園ブルーミンズである。強敵であるが、ここまでくれば勝利あるのみだ。勝てば29日に行われる決勝戦に進出する。ブルームリーグ3位からの下克上はまだまだ続く。
・6回途中まで投げ1失点の好投で勝利投手となった島田のコメント
苦しかったですが、バックからたくさん声を掛けてもらいましたし、ファンの方々の声援が聞こえて力になりました。勝ててよかったです。もう1試合投げることができるので、楽しんで投げたいと思います。
・8回に無死満塁のピンチから登板し無失点に抑えた久海のコメント
開き直りましたよ。(3アウト目となる三振を取ってガッツポーズを見せたが?)やってやったという感じです。(ピンチを作って降板したセルジュに対して)そりゃあ、ご飯をおごってもらいますよ。覚悟してほしいです。
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