【新越谷】大村、5番起用に満点回答 勝ち越し決めた3ラン

「新越谷5-2百合ヶ丘」(10月17日、横浜)

　新越谷は17日の百合ヶ丘戦に勝利。オープン戦の成績を6勝2敗とし、オープン戦勝ち越しが決定した。初めて5番に座った大村白菊外野手は本塁打ランキングトップに躍り出る3号3ランを含む3打数2安打の活躍を見せた。

　この日は大村含む7選手の打順が前戦から入れ替わり、ここ3試合打率5割(試合前)と好調の大村が首位打者を争う岡田、中田とともにクリーンアップを形成した。その効果は初回から現れた。二死1、2塁の好機で打席に入った大村は、百合ヶ丘先発・郭の初球の内角高めのムービングファストを左翼席中段に運んだ。4回の第2打席でも初球を左前に弾き返しオープン戦3度目のマルチ安打マークした。6回の第3打席は一死1、2塁の好機では空振り三振に倒れ、7回裏の守備で交代した。

　試合後のインタビューでは、3ランについて「初球から強く振ることを意識していました。岡田さんと中田さんがチャンスを作ってくれましたので、『自分が帰すんだ』という強い気持ちがあの一打につながったと思います」と自己分析。5番起用については「どの打順にいても自分の仕事は変わりません。自分のスイングをすることだけを考えていました」と淡々と語った。