投手陣再建へ、走駝監督が決断を下した。レヴュスタは延長戦の初陣となる10日の大洗戦で10失点の大敗を喫し、オープン戦から泥沼の4連敗となった。オープン戦開幕3連勝の貯金はとっくに使い果たし、ついに借金生活に突入した恰好だ。この4連敗中は特に投手陣の崩壊が深刻で、2桁失点3回を含む4試合35失点という惨憺たる有り様だ。
この惨状を受けて走駝紗羽監督は23日、先発ローテーションに組み込まれていた天堂真矢、リュウ・メイファンの2投手を中継ぎへ配置転換すると発表した。先日、田中ゆゆ子、恵比寿つかさ両投手の一軍登録を成績不振で抹消しており、手薄になった継投陣を補う形だ。
この配置転換について走駝監督は「天堂は責任を背負い込む性格ですから、塞ぎ込んでスランプにならないように今後は中(継ぎ)でリフレッシュしてほしいです。リュウは先発でも中(継ぎ)でも行けます。その器用さに賭けました」と話した。リーグ優勝へ向け、課題をひとつずつクリアしていく。
◆全勝しなければオープン戦V逸
首位新越谷が17日の百合ヶ丘戦に勝利し6勝目を手にしたため、オープン戦3試合を残し3勝4敗のレヴュスタは残り試合を全勝し、かつ新越谷が連敗しなければV逸が決まる。またその条件を満たしても得失点差においてレヴュスタは新越谷に大きく水を空けられているため、大量点差での3連勝が不可欠となる。オープン戦優勝のためにも再編された投手陣の奮闘が求められる。
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