top of page
執筆者の写真事務局 野球少女リーグ

【ハチナイ】東雲2発も守護神背信で振り分け戦開幕戦を落とす

「ハチナイ4-7レヴュスタ」(12日、東京ドーム)  ハチナイは12日、東京ドームでレヴュスタを迎えての一戦であったが、延長10回の死闘の末、4-7で振り分け戦の開幕戦を落とした。先発の倉敷舞子投手は4回までをピンチを作りながらも無失点投球を続けた。


 打線は4回裏、1アウトから東雲龍外野手が相手先発・雪代晶選手が投じたインコースのスプリットを捉え、打球はレフトスタンドの照明付近への大飛球となり、1点を先制する。


 しかし、試合はここから暗転する。直後の5回表に倉敷がつかまる。先頭星見純那捕手を四球で出塁させると、送りバントとヒットでつながれ、2アウトにするものの、この試合4番に入った露崎まひる内野手にレフト前に運ばれ同点に追いつかれる。さらに続く鳳ミチル外野手にもライト前に運ばれさらに1点を失い、逆転を許してしまう。


 倉敷は6回まで投げ、5回の2失点だけに抑えていたものの、試合後は無言で球場を後にしている。


 7回表には2番手秋乃小麦投手が2本のヒットと四球でピンチを作り、内野ゴロの間に1点を許して2点差をつけられてしまう。


 それでも打線は直後の7回裏、2アウトから竹富亜矢外野手がライト前ヒット、中野綾香外野手が四球を選ぶと、代打椎名ゆかり捕手がセンターへ2塁打を放ち1点差とすると、8回裏には1アウトから東雲がこの試合2本目のホームランをバックスクリーンに運び、3-3の同点に追いつく。


 試合はこのまま延長戦に入ったが、ここで悪夢が襲い掛かる。タイブレーク制(ランナー1,2塁からスタート)の10回表、守護神泉田京香投手を投入するが、先頭の露崎にヒットを許して満塁とされると、続く鳳にはライトへ2塁打を打たれ2点を失うと、続く石動双葉外野手にスクイズを決められさらに1失点、とどめは野々宮ララフィン外野手にライトへの2塁打を許し、この回4点を失ってしまう。泉田は勝負球が甘く入ってしまっており、次戦以降に向けて修正が必要だと思われる。


 10回裏は内野ゴロの間に1点を返すが反撃はそれまで。結局4-7で大事な振り分け戦の開幕戦を落としてしまった。


 試合を振り返った掛橋桃子監督は、「倉敷さんはよく投げてくれましたし、東雲さんはよく打ってくれました。泉田さんが打たれて負けてしまったので仕方ないですね。気持ちを切り替えていきます」と前を向いた。前途多難のスタートとなったが、次戦以降に立て直してくれることを期待したい。



閲覧数:10回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comentários


bottom of page