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執筆者の写真事務局 野球少女リーグ

【ハチナイ】九十九打たれた 失策響き貯金ゼロ終了


「ハチナイ1-5大洗女子」(21日、東京ドーム)


 ラストゲームで攻守に課題を残した。ハチナイは21日、オープン戦の最終戦となる大洗女子戦に臨んだが1-5で敗れ、5勝5敗で日程を終えた。


 先発の永井加奈子投手はここまでオープン戦16.1回連続無失点中と圧巻の成績を残していたが、この日も初回をわずか7球で終える完璧な立ち上がりを見せた。しかし3回一死から小山柚子内野手にソロを浴びて初失点を喫すると4回には適時打を浴びて5回2失点で降板した。


 7回に回跨ぎの2番手・秋乃小麦投手が一死2塁のピンチを招くとベンチは細やかな継投策にシフト。柊琴葉投手、逢坂ここ投手がともにワンポイント継投を行ってピンチを脱出した。


 投手陣を援護したい打線はその裏、先頭の有原翼内野手が、ここまで打ちあぐねていた大洗先発・松本里子投手をついに捉えて左翼席前列に飛び込むソロを放ち一点差に迫った。さらに続く東雲龍外野手が安打を放ち同点の走者となったが彼女が生還することはなかった。


 1-2で迎えた9回、6番手で登板した九十九伽奈投手が一死から小山にこの日2本目のソロを浴びると、一死2塁から河西忍内野手が打った平凡なフライを岩城良美一塁手がまさかの落球。ピンチを広げてしまうとそこから二者連続で適時打を浴び3点を失ってしまった。反撃したい打線も大洗2番手・丸山紗希投手を前にクリーンアップが三者凡退。痛い敗戦となってしまった。


 これでハチナイはオープン戦を2位の勝率5割で終了し本戦に突入するが、直前になって不安を残した形になった。

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