百合ヶ丘の根深きエース争いに新たな展開だ。百合ヶ丘は23日の大洗女子戦(ZOZOマリン)に6-0で勝利し、振り分け戦開幕から無傷の5連勝となった。この試合では、エース争い真っ只中の楓・ジョアン・ヌーベル投手が大洗打線を9回無失点の完封で退けた。これによりエースの座は、そして一柳梨璃捕手の「パートナー」の座はヌーベルに近づいたと言えよう。
しかし、ヌーベルがエースに近づいたと言える根拠は完封という結果だけではないと某チーム関係者は力説した。
「エースたるもの、『キャッチャーが途中で代わったから崩れました』なんて言い訳は通じませんわ!その点わ…ヌーベル投手は前回の大洗女子戦でキャッチャーが梨璃さんから(番匠谷)依奈さんに代わっても特に崩れることなく投げ抜きましたわ。これだけアピールできれば梨璃さんもとい百合ヶ丘のエース争いはわた…ヌーベル投手の勝ちですわ!」
すでにブルームリーグ進出を確定させている百合ヶ丘であるが、出江史房兼任監督の「全勝宣言」を考えると30日の最終節はエースの白井夢結投手が先発すると見られる。白井とヌーベルのエース争いはまだまだもつれそうだ。
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