東京里ヶ浜サンフラワーズ(以下里ヶ浜)は3日、東京都内の球団事務所にて会見を行い、倉敷舞子投手、柊琴葉投手、近藤咲投手の計3名の選手のフェニックスリーグへの派遣を発表した。
里ヶ浜の掛橋桃子監督は、「打線にも課題はありましたが、投手陣の整備が第一だと思いました。その中でも倉敷さんや近藤さんは本来の投球ができませんでしたし、柊さんは中継ぎ投手として中継ぎ陣を支えてほしいと思いフェニックスリーグに参加してもらうことにしました」とコメントした。
シーズン1では第1節から10節までブルームリーグにいることはできたものの、11勝19敗と大敗。その要因となったのはエース候補であった倉敷が0勝4敗、近藤も終盤で痛打を浴び4敗と白星を手放したことにある。柊は先発や中継ぎを任されたが、来季は近藤の負担を減らすべくフェニックスリーグへの派遣となった模様だ。チーム全体としても防御率が4点を超えており、優勝した百合ヶ丘とは2点ほど悪く、投手陣の整備が急務である。
年明けには既存4球団による振り分け戦がある。1勝のアドバンテージがあるものの2位以内にならなければ開幕はウィードリーグで迎えることになってしまうだけに非常に厳しい戦いとなる。掛橋監督は会見の最後に「シーズン2はシーズン1の悔しさを力に変えて優勝できるようにがんばります」と力強く語り会見を締めくくった。
シーズン2は貴重な中継ぎ投手として期待される柊
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