浦の星野球情報部は昨夜(2023年11月5日)に2軍投手育成コーチとして、神宮聖翔スペーシアン(神戸ライトニングス傘下)でプレイしていた恵比寿つかさ氏の招聘について大筋で合意したとの情報を掴んだ。そこから週刊ライトニングスの編集部と合同で調査したところ、就任の舞台裏が見えてきた。
まず、前提として野球少女リーグseason2第5節で静岡の高咲侑監督が休養という名の辞任後、綺羅ツバサ投手コーチが監督代行に就任したが、これはあくまでも次期監督が正式に決まるまでの暫定的処置でフロントはおろか綺羅ツバサ氏本人もそのように考えていた。しかし、第6節で野球少女リーグ史上初となる節内全勝を達成し、風向きが変わった。「綺羅氏は元々ファンに人気なんですが、そんな人に実績が付いてしまけば、ファンにしてみればこのまま綺羅氏が正式に監督になるのが、既定路線。そんな中で別の方を監督したとなれば批判は必然
そこでフロントは綺羅氏を監督に昇格させ、投手コーチを探すことにした。」と関係者は語る。
一時は来季ロースターを外れることになった朝香果林選手の就任か決まりかけたが、それに待ったをかけたのが、前監督の高咲侑氏だ。「朝香果林は戦力として必要。自分が2軍で調整させて来季は難しくても再来季には先発陣の柱にする」と引退を撤回させた。それで窮地に立ったフロントが元々2軍投手育成コーチでオファーしていた園みどり子氏を一軍の投手コーチに配置転換させることにした。
しかし、オーナーの肝入りで設置が決まった2軍投手育成コーチに空きが出たことで困ったフロントは神戸に泣きついた。
神戸はブルペンコーチに就任が内定していた恵比寿つかさ氏をコーチを静岡の2軍投手育成コーチに就任させることにした。ただ、そのかわり条件として
・契約は単年契約
・翌年度はこちらの人事に配慮してほしい
との条件で合意した。
というのが真相であった。
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