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執筆者の写真事務局 野球少女リーグ

【美城】空前の大投壊で自力V消滅… まさかの17失点に姫川監督狂笑「もはや傑作」

◆第8節「美城BS 2-17百合ヶ丘」(11日、横浜)


 あまりの投壊に監督も心が壊れたか。美城BSは11日、首位奪回へ向け百合ヶ丘との直接対決に臨んだが、2-17の大惨敗を喫した。2回に2本のソロで逆転するもその裏に本田未央投手の大乱調7失点で逆転され、その後も継投陣が挙って失点を重ねて自力優勝の可能性を消し飛ばした。


 先発の本田は初回に二死1、2塁から安藤鶴紗外野手に先制適時打を許すと、逆転してもらった2回には一死2塁から5者連続適時打を浴びノックアウトとなった。


 2番手で小早川紗枝投手が登板するも二死1、2塁から王雨嘉内野手に1号3ランを浴びるとなおも二死1、2塁から二川二水内野手に適時打を許しノックアウト。3番手・川島瑞樹投手が三死目を奪ったもののこの時点で2-10と8点ビハインドを背負っていた。


 それでも投壊は止まらない。川島は3日に妹島広夢内野手に2号ソロ、4回に真島百由捕手に適時打、6回に天野天葉外野手に適時打を浴びて降板した。4番手で佐久間まゆ投手が登板するも二川と安藤の適時打などでさらに3点を奪われ、7回にも遠藤亜羅椰外野手に適時二塁打を浴びた。8回は3人で抑えたものの、4投手で17失点の大投壊だった。


 一方の打線は2回にアナスタシア外野手と神谷奈緒捕手が共に右翼席への1号ソロを放ち2点を奪った以降、走者を3塁に置くことはあったが適時打は生まれず得点を奪えなかった。


 姫川友紀監督は目の光が消えたような状態で会見場に現れ、この日の投壊について質問されると、少しの沈黙の後突如狂ったような高笑いを見せ、「ここまで打たれるともはや傑作だね。怒りも呆れも通り越したよ」とコメントした。自力優勝消滅については、「言われなくてもわかってる。あたしたちは目の前の試合を勝ち続けることしかできないのは変わらない。当然最大限ベストは尽くすよ」と表情はにこやかに、ただ目の光は消えたまま意気込んだ。


 これで美城は連勝が4で止まり、自力優勝が消えた。優勝の可能性自体は残っているが、悪い流れを断つためにも投手陣の再編は不可欠だろう。

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