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【美城】あゝ無惨… 3被弾で連勝ストップ 白坂は謎の5回降板

更新日:2022年4月20日


「美城BS 1-4ハチナイ」(17日、東京ドーム)


 また東京で連勝を止められた。美城BSは17日、敵地でのハチナイ戦に1-4で敗れ、連勝は2で止まった。先発の白坂小梅投手が一発を浴びて5回で降板し、2番手・佐久間まゆ投手が2被弾を含む3失点で流れを渡した。


打線は初回に一死2塁の好機を逸すると2回には、多田李衣菜内野手の本戦初安打などで作った二死満塁の先制機も日野茜外野手が左飛に倒れて逸した。


 白坂は立ち上がりから打たせて取る投球で序盤3回をわずか27球で片づけた。しかし4回、二死から東雲龍外野手にソロを浴びると、その後連打で1、3塁のピンチを背負ったが、続く有原翼内野手を左飛に打ち取り最小失点で切り抜けた。


 その後白坂はわずか59球で前半5回を投げ終えたが、6回のマウンドには姿を見せなかった。前回登板でも投球数80球でありながら5回で降板しており、首脳陣の白坂に対する評価が気になるところだ。


 6回から登板した2番手・佐久間まゆ投手は、二死から東雲にこの日2本目のソロを献上すると、続く岩城良美内野手には2球目を右翼席に運ばれ、二者連続本塁打を許した。1点を返してもらった7回には、二死2塁から新田美奈子内野手に適時打を許し1.2回3失点で完全に流れを手放した。


 3回以降3塁に進めなかった打線は7回、小日向美穂内野手と神谷奈緒捕手の安打で二死1、3塁とすると、北条加蓮外野手が中前への適時打を放ち1点を返したが、続く島村卯月内野手が空振り三振に倒れた。その後9回にハチナイ守護神・塚原雫投手から二死1、2塁の好機を作ったが北条が倒れゲームセットとなった。


 姫川友紀監督は試合後、「どうも東京じゃ(投打が)噛み合わないね」と肩を落とした。3被弾の投手陣については、「東雲、岩城両選手によく打たれているのだから、リードも含めて対策をして欲しい」とコメント。白坂の5回降板については、「こちらの事情なのでさすがに答えられないよ」と回答を拒否。打線については、「ここまで繋がらないなら、ウルトラCを発動せざるを得ないね」と打線改造を匂わせた。


 これで美城はハチナイ戦3連敗となり、今節も“三竦み”が継続することになった。次戦は本拠地で4位球団(24日の入れ替え戦の勝者)を迎え撃つ。本戦負けなしの本拠地で第4節も好スタートを切ってもらいたい。

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