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執筆者の写真事務局 野球少女リーグ

【百合ヶ丘】郭崩れ首位陥落 継投陣無安打投球も打線が後半沈黙…


「百合ヶ丘2-6美城BS」(13日、京セラ大阪)


 背番号12がまたも星城旗打線に打ち崩された。百合ヶ丘は13日、首位攻防戦となった敵地大阪での美城BS戦に2-6で敗れ、再び2位に転落した。序盤こそ同点に追いつく勝負強さを見せたものの、先発の郭神琳投手が直後に打ち崩され、それに従って打線もトーンダウンしてしまった。


 郭は立ち上がり、先頭の日野茜外野手に安打を浴び、一死後二盗を許してピンチを招くと、その直後に島村卯月内野手に2ランを浴びて2点を失った。


 打線は直後の2回、二死から内田眞悠理外野手が美城先発・二宮飛鳥投手の外角カットボールをバックスクリーンまで運ぶ2号ソロで1点を返すと、3回には一死から王雨嘉内野手の2塁打で好機を作ると、二死3塁となって妹島広夢内野手の適時二塁打で同点に追いついた。


 しかし直後の3回裏、二死2塁から五十嵐響子内野手の安打で1、3塁となると、神崎蘭子外野手、高森藍子外野手、小日向美穂内野手の適時打を含む4連打を浴び一挙4点を失った。結局郭はこの回で降板し、3回9安打6失点となった。郭は前回の美城戦(1月15日、横浜)に続いてのノックアウトとなってしまった。


 4回からは“奇跡の立役者”立原紗癒投手が美城打線を3回無安打1四球無失点、8回からは3番手・田村那岐投手が2回1四球無失点にそれぞれ抑え、打線の反撃を待った。


 しかし打線は4回以降美城投手陣の前に完全に沈黙。王が2安打を放つも、出塁はそれと吉村・Thi・梅内野手の四球のみで2塁を踏むことさえ叶わぬままゲームセットとなり、連勝は2で止まった。


 敗戦を受け出江史房監督は、「(郭は)失点の仕方が良くなかったですね。立ち上がりと追いついてもらった直後と。立原さん田村さんが止めている間に反撃をしたかったですが、うまくいきませんでした。」と分析。郭については、「安易にストライクを取りに行きすぎる傾向があるように見えます。もっとゾーンを広く使ってもいいよと先ほど郭さんに話ししました」とコメントした。


 次戦は再び本拠地横浜に戻り、最下位のバンドリを迎える。先発投手はダブルヘッダー以来となる六角汐里投手が濃厚だ。左腕の好投で美城追撃体勢を整えてもらいたい。

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