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【百合ヶ丘】楓・J・ヌーベル“マダックス”達成!9回99球でハチナイ打線を2安打完封!


◆第5節「百合ヶ丘3-0ハチナイ」(29日、横浜)


 通算3完封の“ミス・シャットアウト”が真骨頂を見せつけた。百合ヶ丘は29日、横浜でのハチナイ戦に3-0で勝利した。先発の楓・J・ヌーベル投手がハチナイ打線を相手に、100球未満で完封する“マダックス”を達成し通算4度目の完封勝利を飾った。


 ヌーベルは立ち上がり、二死から有原翼内野手に安打を許すと、東雲龍外野手にはフルカウントから四球を与え1、2塁のピンチを招いたが、続く岩城良美外野手を2球で投ゴロに打ち取りピンチを脱した。


 打線はその裏、二川二水内野手の二塁打で二死2塁の好機を作ると、前の試合から4番に座る吉村・Thi・梅内野手の適時打で先制に成功した。3回には二死2塁から吉村が、5回には二死1、3塁から安藤鶴紗外野手がそれぞれ適時打を放ち3-0とリードを広げた。


 援護をもらったヌーベルは2回以降圧巻の投球でハチナイ打線を手球に取った。4回に東雲に安打を許すも続く岩城を初球で併殺に取るなど、打たせて取る投球で球数を節約した。


 追加点の欲しい打線は7回、二川の安打と吉村の二塁打で二死2、3塁の好機を作るものの、安藤が三振に倒れ追加点はならなかった。


 それでも“ミス・シャットアウト”は動じない。ヌーベルは8回以降も打たせて取る投球でハチナイ打線を翻弄。8イニングを91球で終えると、最終回のマウンドへ。先頭の竹富亜矢外野手を三球三振で94球。続く途中出場の椎名ゆかり捕手を初球で遊ゴロに打ち取り95球。そして阿佐田あおい内野手を4球目のスローカーブで遊ゴロに打ち取り99球で27個目のアウトを奪った。9回99球2安打5奪三振1四球で掴んだ通算4度目の完封勝利であった。

 

 これでヌーベルはブルームリーグ本戦では直江太結投手(ハチナイ)の103球を抜き、野球少女リーグ全体でも吉川和美投手(新越谷)の100球を抜き去って史上最少投球数での完封達成者となった。


 出江史房PMは試合後、完封のヌーベルについて、「素晴らしい投球でした。この短期間(参入から7ヶ月)で4度も完封するとは。投手陣みんな大助かりです」と称賛を惜しまなかった。2試合目の4番で4安打の吉村については、「なかなか本来の打線が組みにくくなっている中で、慣れない打順でも頑張ってくれてこちらも感謝しています」と最敬礼だった。


 この勝利で百合ヶ丘は、第1試合で勝利した首位・美城の背後にに食らいついたまま大阪での首位攻防戦に向かうこととなった。この首位攻防戦で百合ヶ丘は開幕から一度も勝利できていない。今度こそ“5度目の正直”で首位攻防戦を制し、首位の座を奪還していただきたい。

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