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執筆者の写真事務局 野球少女リーグ

【百合ヶ丘】レギュラーには負けない!秦1号&森2長打の猛アピールで6連勝&大台20勝!

◆第9節「百合ヶ丘7-3ハチナイ」(16日、東京ドーム)


 控えに甘んじていた戦力が猛アピールだ。百合ヶ丘は16日、敵地でのハチナイ戦に7-3の逆転勝利を挙げ、6連勝で今季20勝目を決めた。先発の楓・J・ヌーベル投手が5回3失点に終わったものの、7回に同点に追いつくと8回に2本塁打などで4点を勝ち越した。


 打線は2回、ロザリンデ内野手に代わり開幕戦以来のスタメンを掴んだ秦祀内野手が一死2塁から安打を放ち1、3塁とすると、最強投手陣をリードし優勝へ導いた正捕手・一柳梨璃捕手が犠飛を放ち1点を先制した。


 先発のヌーベルはその裏に2本の二塁打で同点に追いつかれると、3回には朝比奈いろは内野手の適時打、5回には二冠Q・東雲龍外野手の犠飛で1点ずつ奪われ、5回3失点で降板となった。


 2回に先制した打線だったがその後は5回に森辰姫外野手が本戦初安打となる二塁打を放つまで出塁もできなかった。それでも7回、一死1塁から森が2打席連続となる二塁打で好機を広げると二川二水内野手の内野ゴロと遠藤亜羅椰外野手の適時打で同点に追いつきヌーベルの負けを消した。


 さらに8回には、一死2塁から王雨嘉内野手が適時二塁打を放つと続く秦がハチナイ3番手・秋乃小麦投手のドロップを右翼席まで弾き返す1号2ランを放った。一柳は遊ゴロに倒れるも、続く途中出場の天野天葉外野手が秋乃の失投を容赦なく左翼席に叩き込む1号ソロを放ち、この回一挙4点を勝ち越した。


 6回以降は2番手・倉又雪陽投手が3回1安打無失点、3番手・江川樟美投手が1回1四球無失点に抑え、倉又は3勝目を手に入れた。


 出江史房PMは試合後、秦や森の活躍について「普段試合に出られない選手がこういう活躍をしてくれるとレギュラーにも刺激になりますし、チームとしても強くなれると思うのでとてもありがたいです。次節でも続けてもらいたいですね」と目を細めた。


 これで百合ヶ丘は6連勝となり27試合目にして大台の20勝に到達した。さらに残り3試合のうち1勝でもすれば勝率7割以上が確定する。凄まじい強さを発揮する百合ヶ丘は驚異的な記録を残してくれそうだ。

(※PM:プレイングマネージャー)

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