top of page
執筆者の写真事務局 野球少女リーグ

【百合ヶ丘】これぞ“シュッツエンゲル”!白井7回1失点&一柳サヨナラ打で再び貯金1!


「百合ヶ丘2x-1清澄高校」(17日、横浜)


 “シュッツエンゲル”の強固な絆を見た。百合ヶ丘は17日、本拠地での清澄高校戦に2-1のサヨナラ勝ちを収め、再び首位・美城との勝ち点差を3とした。“上級生”の先発・白井夢結投手が7回1失点の好投を見せ、ここまで打撃不振にあえいでいた“下級生”の一柳梨璃捕手が劇的なサヨナラ打を放った。


 白井は立ち上がりに上位打線を三者凡退に抑えるも2回、先頭の竹井久外野手に初球の直球を左翼席上段まで弾き返され先制を許した。


 その後は毎回走者を許しながらも、自慢の直球で要所を締め、7回89球9安打5奪三振1失点の内容で後続に託した。


 白井を援護したい打線は5回、ここまで清澄先発・愛宕洋榎投手の前に2度の得点機を逸していたが、一柳の安打を足がかりに一死2塁とすると、王雨嘉内野手が左翼線への適時打を放ち同点に追いついた。


 同点のまま迎えた8回は江川樟美投手、9回は金箱弥宙投手が無失点でバトンを繋ぎ9回裏、清澄4番手・末原恭子投手から一死2塁の好機を作ると、途中出場の遠藤亜羅椰外野手が繋ぎ1、3塁に。ここで打席に立った一柳は5球目の直球を振り抜き、左翼手横に落とすサヨナラ適時打を決めた。


 お立ち台に立ったバッテリーは、白井が「梨璃のリードに従って投げただけよ」と話せば、一柳は「お姉様(白井)の熱い思いが今日の結果に導いてくれたと思います!」と返す仲睦まじさで互いを称え合った。


 出江史房PMはインタビューで、「これが一柳隊の“シュッツエンゲル”。実に麗しいですね」と満足げに話した。一方で打線については、「勝ち越しはしましたが3試合で6点しか取れていませんので、何かしら改造をしないといけませんね」と厳しい表情で話した。


 これで百合ヶ丘は第3節を2勝1敗で勝ち越し、2位で第4節に突入することになった。再来週のハチナイ戦はGWの真っ只中、家族連れで賑わう横浜で本戦全勝の“お得意様”を撃ち、再び首位を捉えたい。

(※PM=プレイングマネージャー)

閲覧数:14回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page