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【白をツモれ】振り分け戦前半終了 投壊で3位ターンに赤土監督「考えられない“東場”」

 信濃清澄ドラゴンズ・赤土晴絵監督は17日、練習後記者会見を開いて振り分け戦前半を総括した。

 

 本拠地で開幕したドラゴンズは前半戦、新越谷に0-5の完封負けで開幕すると、敵地での里ヶ浜戦(第2節)では一時4点リードを奪うも昨季の勝ちパターンが総崩れで逆転サヨナラ負けを喫した。継投陣を再編して臨んだ敵地での神戸戦(第3節)では5回に6点を先制されるも7回に6点を取り返して追いつくと、9回二死から勝ち越しに成功し、新守護神・天江衣投手で逃げ切った。


 赤土監督は前半戦について、「(昨季を考えると)ちょっと考えられない“東場”でしたね」と総括。その理由については、「やはり投手陣がほとんど崩れてしまったことは想定外でした。開幕から(原村)ノドカが打たれて、第2節は勝ち継投が全滅、第3節こそ(松実)ユウが頑張ってくれたから逆転できたけど、そもそも7点取られてしまってますからね」と語った。


 清澄は昨季、投壊により振り分け戦A組最下位でウィード開幕となるも、開幕後は復帰した松実宥投手も含め4人の先発が安定。ブルーム昇格も果たし、ブルーム/ウィードともチーム防御率は4点台前半だった。


 しかしこの振り分け戦では3試合で19失点、防御率6.15と4球団でワーストとなっている。これについて赤土監督は、「愛宕(雅枝)コーチに原因究明をお願いしていますのではっきりしたことは言えません」と答えた。


 22日からは運命の後半戦が始まる。最初の相手・新越谷は開幕戦で苦しめられた武田詠深投手の先発が濃厚だ。対する清澄は“後引っ掛けの洋榎”こと愛宕洋榎投手の先発が予想されている。愛宕洋の好投と復調気味の打線で今度こそ“魔球の使い手”を攻略し逆転ブルームへ最高のスタートを切って欲しい。

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