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【白をツモれ】2024初実戦は黒星 原村姉帯3失点ずつで課題残す 打線は8回まで1安打も9回反攻3得点で素点回復

◆親善試合「清澄3-6新越谷」(23日、バンテリン)


 信濃清澄は23日、2024年初実戦となる本拠地での新越谷戦に3-6で敗れた。投手陣は先発の原村和投手が6回途中3失点、3番手・姉帯豊音投手が1回3失点と課題を残し、打線は相手先発の前に8回までわずか1安打に抑えられるも最終回に3点を奪い素点を回復した。


 先発の原村は3回まで無失点で抑えるも4回、一死2塁からルーキーの長谷川美咲外野手にテキサス性の先制適時二塁打を許すと、その後さらに2点を失い、6回途中88球7安打3失点で降板となった。


 原村の後を受けた2番手・二条泉投手は6回のピンチの芽を摘み取ると、そのまま8回まで無失点投球を見せた。しかし9回、3番手・姉帯豊音投手が先頭に四球を与えたところから一気にピンチが広がり、結果1回3失点と崩れて0-6となった。


 一方の打線は相手先発のルーキー・斉藤小町投手の前に6回までパーフェクトに抑えられるなど完全に沈黙。7回に井上純内野手が初安打を放つも8回までこの1安打のみとなった。それでも6点ビハインドの9回に染谷まこ捕手の安打を皮切りに無死1、3塁とすると、高鴨穏乃外野手と清水谷竜華外野手の連続適時打で2点を返し新越谷継投陣を攻めると、その後さらにもう1点を返しある程度の「素点回復」を決めた。


 赤土晴絵監督は試合後、「よく素点回復してくれましたが、(反撃の)時間がちょっと足らなかったですね」とコメントした。投手陣については「(原村)ノドカはちょっと緊張もあったかもですね。次は期待してます。(二条)イズミはよく頑張ってくれましたけど(姉帯)トヨネは内容がね…。出てきていきなり(四球)でしょ?まだ1回目だから大目に見るけど、次回次第ですね」と3失点の姉帯を厳しく評価した。

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