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執筆者の写真事務局 野球少女リーグ

【清澄】最後の最後で大投壊 3被弾11失点大敗で連敗締め

◆第10節「清澄高校3-11美城BS」(13日、京セラ大阪)


 最終戦で投壊した。清澄高校は13日、今季最終となる美城BS戦に3-11で大敗し2連敗で今季を終えた。ブルーム初先発の片岡優希投手が5回に逆転を許すと、その後も投手陣が打ち込まれた。


 打線は初回に高鴨穏乃外野手の安打と盗塁、小瀬川白望外野手の安打でいきなり無死1、3塁の美城先発・白坂小梅投手から好機を作ると新子憧内野手が適時打を放ち幸先よく1点を先制した。続く竹井久外野手が併殺打に倒れるものの、二死3塁から上重漫内野手が適時打を放ち2点目を奪った。


 片岡は初回を三者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せると、2回に最多安打の神崎蘭子外野手にソロを浴びたものの大きなピンチを作ることなく4回1失点の投球を見せた。


 しかし勝ち投手の権利がかかった5回、無死1塁から前川みく内野手に2ランを浴び逆転を許すと、なおも二塁打と犠打で一死3塁のピンチを招いて片岡は降板した。


 2番手で登板した姉帯豊音投手は、新田美波外野手の犠飛で片岡が残した走者を還すと、6回には二死から三村かな子捕手に適時二塁打を浴びた。


 逆転を許した打線は6回に先頭の新子がブルーム1号となるソロを放ち1点を返したが、その後は美城継投陣にわずか2安打に抑えられた。


 姉帯は7回、先頭の多田李衣菜内野手に四球を与えると、一死1、3塁から小日向美穂内野手に適時打を浴びて降板した。そして3番手・末原恭子投手は代わり端、五十嵐響子内野手に8号3ランを浴びると、なおも一死1、3塁から三村に内野ゴロの間に1点を奪われ、8回に二死1、3塁のピンチを招いて降板した。そして4番手・鷺森灼投手が五十嵐に4打点目となる適時打を浴びた。


 赤土晴絵監督は試合後、今季を振り返って「最後は連敗で終わってしまいましたけど、年間4位で終われたのは(開幕前を考えれば)上々だと思います」と語った。来季については「振り分け戦からのスタートとなりますので、しっかり勝ち抜いて優勝狙えるように頑張ります」とコメントした。

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