【星城旗とともに】桐生球団社長が開幕前最後の現場視察 姫川監督に改めて最低目標を厳命

　大阪美城・桐生つかさ球団社長が22日、大阪で練習を続ける球団を視察。姫川友紀監督と言葉を交わし、チーム状態の仕上がり方や今季の最低目標などの認識を合わせた。

　囲み取材で桐生社長は視察の目的を「チームの状態を確かめて、監督と認識合わせをしておくべきだと思ってね。(視察は)これが最後だな、開幕までは」と明かした。チーム状態については、「投手陣はかなり想定以上だが野手陣は野手陣はかなり想定以下と聞いた。フロント側としては今から急に補強とかはルール上できないが、アラート上げてくれれば出来る限りのことはする」とサポート体制を万全にすることを明言した。

　また、昨年の総括会見で『最低限勝率5割』と『最低限3位以上』を厳命した最低目標については、「レギュレーションが1月に出た時点で監督には『最低限貯金持ちでポストシーズン』とは話していて、それで認識に相違ないし、『むしろ直接トーナメントに行ってやる』と宣言してくれた」と語った。

　球団関係者の調べによると、開幕カードは分かっていないが、開幕戦はホーム・京セラドーム大阪で迎えるとのこと。悲願の初優勝に向け、本拠地で幸先のいいスタートを切ってもらいたい。