◆親善試合「美城1-2横須賀」(4日、横浜)
大阪美城は4日、今季から野球少女リーグに加盟する横須賀晴風ブルーウェーブとの親善試合を敵地・横浜で行い、1-2で敗れた。この日初登板初先発となったルーキー・一ノ瀬志希投手(18、北日本)は6回2失点ながら2発のソロを献上するほろ苦デビューとなった。
一ノ瀬は立ち上がり、一死から野間マチコ外野手に低めに入った失投を左翼席最上段まで弾き返され1点を失うも、2回は二死1、2塁のピンチを切り抜けた。
しかし3回に再び一死から野間に今度は高めのスプリットをまたも左翼席最上段に運ばれ2点目を失った。その後は4回の二死1、3塁のピンチを切り抜けて立ち直り5、6回はともに三者凡退で抑えて降板となった。
継投は2番手・双葉杏投手が7回、3番手・小早川紗枝投手が8回をそれぞれ1回無失点に抑え、今季の復権に向けてアピールをした。
一方の打線は初回に日野茜外野手の安打と盗塁で作った無死2塁の好機を逸すると、4回の二死3塁、6回の二死2塁、8回の一死2塁の好機も全てふいにし、奪った得点は5回の鷺沢文香捕手のソロアーチによる1点のみとなった。
姫川友紀監督は試合後のインタビューで、一ノ瀬については「まずはデビュー登板おつかれさまと。(まずまずと評した佐藤心投手コーチについて)はぁとさんは厳しいねぇ。でもまあレギュラーになるようなピッチャーに対してならそりゃそうか。次も頑張ってほしいね」と笑みを浮かべながら労うも、1得点に終わった打線については「まあ、まだ2月だし開幕までに暖(あった)まってくれたらいいんだけどねぇ、おーん」とすこし不満げな表情を見せた。
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