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【新越谷】中田&岡田豪快弾で今節勝ち越し!大野5回1失点でリベンジ成功!


◆第6節「新越谷6-3美城BS」(24日、京セラ大阪)


 クリーンアップが、安定の左腕が振り分け戦のリベンジを果たした。新越谷は24日、今節勝ち越しをかけた美城戦に6-3で勝利した。半年前は手も足も出なかった“神童”を中田奈緒内野手の一発などで攻略すれば、半年前に5失点を許し敗戦投手となった先発・大野彩優美投手が5回1失点でリベンジ白星を掴んだ。


 大野は立ち上がりに五十嵐響子内野手の内野ゴロで1点を失うものの、2回以降は走者を許すも粘りの投球で本塁を守り切り5回まで投げ抜いた。


 打線は3回、一死から菊坂胡蝶外野手、岡田怜外野手の連打で赤城から1、3塁の好機を作ると中田奈緒内野手が右翼席へ豪快な1号3ランを叩き込み逆転に成功した。続く4回には、石垣環内野手と藤田菫内野手の安打などで一死1、3塁とすると中村希内野手の犠飛でさらに1点を加えた。その後菊坂、岡田も安打で続き二死満塁として赤城をノックアウトさせた。追加点こそ取れなかったが、半年前のリベンジを果たした。


 大野は6回に先頭の五十嵐に四球を与えたところで降板。その後は2番手の中山投手がピンチを作りながら無失点に抑え、2回無失点でバトンを繋いだ。


 追加点が欲しい打線は7回、一死から岡田が2試合連発となる2号ソロを放ち5-1とすると、月映巴内野手と大村白菊外野手の連続二塁打でさらに1点を加え6-1とリードを広げた。


 8回、中山からバトンを受けた3番手・川口息吹投手だったが、二死から3連打を浴び1点を失うと9回び一死から神谷奈緒捕手に安打を許して降板した。その後4番手・朝倉智景投手が日野茜外野手に内野安打を許すと、守護神・川原光投手も高森藍子外野手に安打を浴び一死満塁、一発同点のピンチを招いた。その後川原は五十嵐に適時打を浴び1点を失うものの、一発出れば逆転サヨナラ負けの場面で神崎蘭子外野手を三ゴロに打ち取り白星を守り抜いた。


 アンナ・カートランド監督は試合後、「点差以上にヒヤヒヤしました」と安堵した。半年前のリベンジを果たしたナインについては、「悔しさは当然あったと思いますからね。期するものがあったのでしょう」とコメントした。


 これで新越谷は勝ち点が9となり、バンドリと清澄をまくって年間順位で4位に浮上した。優勝の可能性はもう無くなったが、一つでも上の順位を目指し勝ち点を積み重ねてもらいたい。

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