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【新越谷】20安打11得点の猛攻でブルーム初勝利! 4ヶ月ぶりベルーナで打線大爆発!


◆第5節「新越谷11-4ハチナイ」(5日、ベルーナ)


 4ヶ月ぶりの本拠地で、打ちも打ったり20安打の猛攻を見せた。新越谷は5日、振り分け戦以来4ヶ月ぶりの本拠地での、オープン戦以来11ヶ月ぶりのハチナイ戦に11-4の大勝を納めた。


 打線は初回、二死から岡田怜外野手が四球を選び出塁すると、続く中田奈緒内野手のあわやホームランかという中堅フェンス直撃の二塁打で一気に生還。幸先よく先制した。


 立ち上がりを三者凡退に抑えた大野彩優美投手だったが2回、先頭の東雲龍外野手に四球を与えると続く岩城良美外野手に右中間を深々と破るブルームリーグ初の三塁打を許し同点に追いつかれた。さらに椎名ゆかり捕手にも適時打を許し1-2と逆転された。


 追いつきたい打線は3回、一死から安打と四球で1、2塁の好機を作ると、岡田がすかさず適時二塁打を放ち同点に追いついた。その後中田の四球で一死満塁の勝ち越し機を作ったが、後が続かなかった。


 それでも4回、一死から山崎珠姫捕手が二塁打を放つと、二死から中村希内野手、菊坂胡蝶外野手の連打で1点を勝ち越すと、二死満塁から中田が押し出し四球を選び4-2。さらに藤原理沙内野手と大村白菊外野手にも適時打が飛び出し、この回一挙5得点でハチナイ先発・倉敷舞子投手をノックアウトさせた。


 相手投手が代わっても打線は止まらない。5回、先頭の藤田菫内野手がハチナイ2番手・河北智恵投手から二塁打で出塁すると、一死3塁から菊坂が適時打を放ち8-2とした。


 2回に2失点した大野だったが3回以降は立て直し、6回に東雲に7号ソロを浴びた以外は失点を許さず、7回途中10安打6奪三振3失点と先発の役目を果たした。


 勢いに乗る打線は8回、中田と藤原の連打で無死2、3塁とすると、大村が三振に倒れるも石垣環内野手と山崎が適時打を放ち、さらに3点を加えて11-3とした。


 7回途中から登板した2番手・中山投手は9回に東雲に適時打を浴び1点を失うものの、ゲームセットまでマウンドを守った。


 アンナ・カートランド監督はブルーム初勝利を受け、「投打共に今日は各々が自分の役割をしっかり果たせましたね」とご満悦。ブルーム最多タイ11得点の打線については、「倉敷投手のカーブをミスすることなく捉えることができていました」と称賛。先発の大野についても、「いつも2、3点は失いますが、それでも6回7回までいつも投げてくれる。いつ投げても安定してくれるので助かります」と最敬礼だった。


 これで昇格後1勝1敗となった新越谷は次週、節内勝ち越しをかけて首位・百合ヶ丘との対決に挑む。この試合で見せた猛攻を敵地・横浜でも見せつけてもらいたい。

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