昨年12月25日に開催予定だった参入振り分け戦第8節(最終節)の振り替え試合が7日に行われた。
第1試合
プリコネ3-4静岡(福島あづま)
勝:矢澤にこ(1勝1敗)
敗:アンナ(1敗)
S:近江彼方(1S)
3連敗中のプリコネはカスミ投手が、4連敗中の静岡は柊摩央投手がともに初先発。
静岡は初回、上原歩夢外野手と嵐千砂都内野手の連打から一死2、3塁の好機を作ると、ミア・テイラー外野手が犠飛を放ち1点を先制した。
プリコネはその裏、初スタメンのリン内野手の安打から二死2塁の好機を作ると、不振の4番・チエル内野手が適時二塁打を放ちすぐさま同点に追いついた。
2回以降はカスミと柊の好投で4回まで両軍無得点で進むも5回、静岡は一死から連打で2、3塁の好機を作ると、先発の柊が勝ち越し適時打を放ち、続くテイラーも適時打で続いて2点を勝ち越しカスミを降板させた。
追うプリコネはその裏、ツムギ内野手の安打とリノ捕手の死球などで一死2、3塁とすると、ここまで2安打のリンが2点適時二塁打を放ち再び同点に追いついた。
同点で迎えた7回、静岡は優木せつ菜外野手の二塁打から一死3塁の好機を作ると嵐の内野ゴロの間に優木の代走・平安名すみれ外野手が生還し勝ち越しに成功した。
敗れれば最下位終了が現実味を帯びるプリコネは9回、一死1塁から代打・ペコリーヌ内野手の安打で1、2塁の好機を作るも後続が倒れた。
これで静岡は最下位を回避して暫定3位に浮上。一方のプリコネは3位の可能性が無くなった。
第2試合
北海道6-6マギア(札幌ドーム)
本:二葉さな(マ)(1号)、メジロマックイーン(北)(2号)
勝利もしくは引き分けで参入振り分け戦優勝が決まる北海道はトウカイテイオー投手が、勝利で3位、引き分けで4位、敗北でプリコネとの得失点差勝負となるマギアは百江なぎさ投手が先発した。
先制はマギア。2回、深月フェリシア外野手の二塁打から一死3塁とすると、和泉十七夜外野手の内野ゴロの間に1点を先制した。
北海道はその裏、メジロマックイーン外野手の三塁打で好機を作ると、続くカレンチャン外野手の犠飛ですぐさま同点に追いついた。
同点のまま迎えた5回、マギアは先頭の二葉さな捕手が1号ソロを放ち勝ち越しに成功すると、なおも一死1、3塁から十咎ももこ外野手の犠飛で1-3とした。
北海道は6回に二死1、2塁からスペシャルウィーク内野手の適時三塁打で同点に追いつくと、続く7回には一死3塁からテイエムオペラオー内野手の内野ゴロとメジロマックイーンの2号ソロで2点を奪い2点リードを奪った。
マギアは負けじと8回、二死2塁から和泉の適時二塁打と佐倉杏子内野手の適時打で2点を奪いすぐさま同点に追いついた。
その後は8回裏に北海道が二死3塁からウオッカ内野手の適時打で1点を勝ち越すも直後の9回にマギアが一死満塁から和泉の野選で同点に追いつきそのまま試合終了となった。BGリーグ公式戦では史上初の引き分け試合となった。
これにより北海道は勝ち点19で参入振り分け戦優勝、マギアは勝ち点7で同4位となった。最終順位は以下の通り。
順 チーム 勝-敗-分 勝点 得失差 得点
1 北海道 6-1-1 19 13 35
2 ナムコ 6-2-0 18 16 40
3 静 岡 3-5-0 9 ー12 17
4 マギア 2-5-1 7 ー7 36
5 プリコネ 2-6-0 6 ー10 34
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