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執筆者の写真事務局 野球少女リーグ

【戦車道】終盤の逆転劇でブルーム初・対新越谷アウエー初勝利でプリコネとの入れ替え戦に臨む!

新越谷2-3大洗(23日・ベルーナ)


 茨城大洗アングラーズ(以下大洗)は23日に行われたブルームリーグ第4節5日目の新越谷戦に3-2で勝利し、ブルームリーグ昇格後2勝目を挙げ、29日に行われる第4節入れ替え戦の福島プリコネアストルムズ(以下プリコネ)戦(ZOZOマリン)に臨むことになった。


 大洗は2点ビハインドで迎えた8回、1死から杉山清美外野手のセンター前ヒットから試合の流れが変わった。1回に1点を先制された後の2回に1死1,3塁のチャンスがあったものの、セカンドゴロ併殺打に倒れた野上武子外野手が汚名を返上するタイムリー二塁打を放ち1点を返すと、冷泉麻子捕手がセンター前ヒットでつなぎ1,3塁のチャンスに。このチャンスに「恐怖の9番」ツチヤ選手が一塁手の頭を超す同点タイムリーヒットを放ち同点に追いついた。


 あとは勝ち越し点を取るだけ―――9回、2死を取られ勝ち点1かと思われた。しかし、五十鈴華内野手が四球を選び代走に金春希美外野手が登場。金春は山郷あゆみ内野手の打席時に重圧がかかる中盗塁を決めた。このチャンスに山郷がライトの頭の超すタイムリー二塁打を放ち勝ち越しに成功した。こうなれば昨季からセーブシチュエーションで失敗したことがない丸山紗希投手が登場となる。丸山は新越谷打線を奪三振1を含め三者凡退に抑え勝利をもぎ取った。


 新越谷戦、ベルーナドーム――――昨季から振り分け戦、入れ替え戦と験が悪かった。それだけにこの一戦を取れたのは非常に大きい。次戦の入れ替え戦に弾みがついたことはまちがいないだろう。試合後西住みほ監督は「終盤に逆転できての逆転勝ちなので勝ちは大きいです。しかも新越谷さんが相手でしたから。2勝できましたし、次の入れ替え戦に弾みはついたと思います」と声を弾ませていた。とは言え入れ替え戦は一発勝負であり、負ければウイードリーグに逆戻りとなる。対プリコネはウイードリーグでは2勝1敗と分はいいものの、1敗は1-14という大敗で入れ替え戦進出が絶望視される状況に追い込まれた。それだけに決して侮れない相手である。さらに、プリコネはキャル、ユイ両投手を節内で2度登板させていることから、2勝で防御率1.13の抜群の成績を残しているカスミ投手が先発登板することが濃厚である。大洗は武部沙織投手が先発登板を加え5連投、第3節の入れ替え戦に先発登板した松本里子投手は規定により先発登板ができないことから磯辺典子投手を先発登板されると思われる。苦戦必至の一戦になるだろうが、ブルームリーグでの経験がチームを強くしているはずである。入れ替え戦に勝利してブルームリーグ残留し、第5節の甲子園杯に臨んでくれることを期待したい。




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