茨城大神アングラーズ（以下大神）は9日に行われた福岡マギアホークス（以下マギア）とのステラリーグ公式戦（みずほPayPay）に臨み、4-3で勝利をおさめ、4勝4敗1分け（勝ち点12・第2節3日目の勝ち点1はく奪による）とし、勝率を5割に戻しマギアをかわし4位に浮上した。
先発投手のメル・レゾン投手は3回に先制点を許したものの、6回途中まで1失点にまとめた。この好投に応えるべく、打線は8回に高村椿内野手のヒットを起点に、グリシーヌ・ブルーメール捕手のタイムリー二塁打を放ち同点とすると、近藤妙子内野手のタイムリーヒットで逆転した。9回には真宮寺さくら内野手の待望の第1号ホームランと近藤の2打席連続タイムリーヒットで突き放した。しかし、その裏の守りで守護神・丸山紗希投手が2ランホームランで2失点を喫するも1点差を守り切った。
1点差での勝利に西住みほ監督は「最後は１点差になりましたが、勝ててよかったです。次の試合に勝てるようにしっかり準備をしたいと思います」と安どの表情を浮かべた。ホームランを打った真宮寺は「いい場面でホームランを打ててよかったです。ここからどんどん勝っていきたいです」と笑顔を見せた。2安打2打点2盗塁の近藤は「やっとスタートが切れました。ここから突っ走りたいです」とスタメン奪回に向けて意気込んだ。
チャンピオントーナメント進出のために3位以内に入らなければならないが、3位・美唄ソレイユフューチャーズとの勝ち点差は4のままである。それでも次戦の北海道シティホース戦（ZOZOマリン）に勝利すれば3連勝で交流戦に入ることができる。今こそ「Panzer vor（パンツァーフォー）！」のスローガンのもと、一致団結して勝利をもぎ取ってほしい。
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