茨城大神アングラーズ(以下大神)は28日に行われた信濃清澄ドラゴンズ(以下清澄)とのステラリーグ公式戦(ZOZOマリン)に臨み、4-3で制し2月10日以来約2か月半ぶりに勝利に酔いしれた。
長かった。練習試合等を含めて8連敗という泥沼からようやく抜け出した。勝負を決めたのは8回に飛び出した桐島カンナ捕手の第1号ホームランだった。清澄の天江衣投手のカットボールをレフトスタンドのラグーン席へ運んだ。その瞬間、ベンチにいたナインは一斉にダッグアウトを飛び出した。中には涙ぐむ選手がいた。それくらい辛い連敗だった。その後1点リードの9回に守護神・丸山紗希投手がマウンドに上がった。先頭打者にヒットを浴びたが、後続を断ちSeason3初勝利を決めた。
先週の青蘭学園ブルーミンズ戦に敗れ、西住みほ監督の進退問題に発展しかけたところでの勝利にナインは喜びを爆発させるとともにほっとしていた。試合後西住監督は「桐島(カンナ)さんのホームランは本当にありがたかったです。とにかく勝ててよかったです」と安どの表情を浮かべると、桐島は「まだまだシーズンはこれからだろ? ここから逆襲しようじゃねえか!」と西住監督の背中を叩いた。
この勝利で大洗女子学園と大神華撃団のメンバーが一体となり、逆襲が始まることを期待したい。まずは次戦の福岡マギアホークス戦で勝利し、勝率を5割に戻してみせる。
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