茨城大神アングラーズ(以降大神)は24日に行われた、野球少女リーグステラリーグ第4節3日目の福岡マギアホークス戦(ZOZOマリン)で5-2で制し、同リーグでの4位をほぼ手中に収めた。
この試合では五十鈴華内野手など合計17人の入れ替えを行った。同2日目をもってチャンピオントーナメント進出の可能性が消えていたが、残り3試合のうち2試合がホーム・ZOZOマリンで開催されるということで、しばらく1軍にいなかった大洗のメンバーが1軍復帰を果たした。試合は2回に4番に復帰した五十鈴が第3号ソロホームランを放ち先制すると、杉山清美外野手のタイムリー二塁打、冷泉麻子捕手の2点タイムリーヒットなどで5点を奪った。
その後は防戦に徹することになったが、先発投手の武部沙織投手が3回無失点と結果を残すと、2番手投手の鈴木貴子投手は3回1失点、3番手投手の澤梓投手は1回1失点とリードを守ると、4番手投手の北大路花火投手が1回無失点に抑えると、9回は5番手投手の丸山紗希投手が2死満塁のピンチを招くものの、内野ゴロでピンチの芽を摘んで試合終了した。
Season1から戦いに臨んできた大洗のメンバーが戻ってきたことで、ZOZOマリンに駆け付けたファンは大いに沸いた。試合後大神一郎監督代行は「もっと早くこういう試合ができたらよかったと思います。チームとしてまとめられなかったことに責任を感じます。ただ、もう1試合千葉で試合ができます。なんとか勝利を収められるように頑張りたいです」とコメントを残した。
12月8日の信濃清澄ドラゴンズ戦(バンテリン)が大神としては最後のゲームになるが、まずはその前の12月1日のホーム最終戦となる美唄ソレイユフューチャーズ戦で意地を見せ勝利を収めてほしいものだ。
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