茨城大神アングラーズ(以降大神)は8日に行われた、野球少女リーグステラリーグ第4節5日目の信濃清澄ドラゴンズ(以下清澄)戦(バンテリン)で4-0で制し、3年にわたる野球少女リーグの戦いを終えた。試合終了後、大神ナインは声援を送っていた大神ファンのもとへ歩み寄り、感謝の気持ちを込めて深々と礼をした。大神ファンからは大きな拍手と激励の声を掛けられた。
Season1から波乱のスタートであった。開幕前に行われた振り分け戦で最下位に終わり、ウイードリーグでシーズンを過ごすと、Season2も前半戦はウイードリーグで過ごした。後半戦で悲願のブルームリーグ昇格を決めると、年間順位は5位となり飛躍のシーズンとなった。しかし、Season3は開幕で躓くと、浮上するきっかけをつかめず、交流戦の途中でSeason1から監督を務めてきた西住みほ監督が退任を決意。すると、大洗女子学園の生徒たちは2軍行きを志願、その後はほぼ大神華撃団で戦い抜いた。終わってみればチャンピオントーナメント進出からは大きく水をあけられる4位に終わった。シーズン途中でチームが空中分解する場面が多く、波乱にとんだ戦いが続いたが、ついにその戦いは終わりを迎えた。
試合後は3年間をともに戦ってきた清澄ナインと交流が行われ、互いの今後の検討を讃えあった。ただ、試合が終わったと同時にチームは野球少女リーグを離脱したうえで解散となり、大洗女子学園と大神華撃団は別々の道を歩むことになった。3年間の戦いの先に何が待っているのだろうか。今後の情報が待たれるところだ。
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