茨城大神アングラーズ（以下大神）は18日に行われた神戸ライトニングス（以下神戸）との親善試合に臨み、2‐1と辛勝した。先発登板したメル・レゾン投手が7回途中1失点と好投し、開幕ベンチメンバー入りをアピールした。また、2番手投手のロベリア・カルディーニ投手が初白星を挙げた。打っては初回に五十鈴華内野手のタイムリーヒットで先制すると、同点とされた7回には高村椿内野手のタイムリー二塁打で勝ち越した。
貴重な先発投手の誕生だ。昨日の北海道シティホース戦で好投した松本里子投手に続き、メルが好投を見せた。4回まで打たせて取る投球で一人の走者も出さなかった。疲れの見えた7回には2本のヒットを浴び1死1，3塁のピンチを招いて降板した。メルは「ピンチを作って降板したことが残念です。次は任された回を抑えられるようにしたいです」と悔しさを滲ましていたが、いい感触を掴んでいるようであった。西住みほ監督は「メルさんはよく投げてくれました。この2連戦は投手陣がよく頑張ってくれました。新しい選手を迎えましたが、徐々にチームになってきていると思います。次の試合も頑張りたいです」とチームに手ごたえを感じているようであった。
先発投手に目途が立ってきた。元日の青蘭学園ブルーミンズ戦で武部沙織投手が結果を残せなかったものの、松本に加え初登板で初完封を飾った藤井かすみ投手、FgG戦で好投したマリア・タチバナ投手、そしてメルと好投が続いている。今後は開幕までの試合によるが、各投手に再度登板機会を与えるようである。果たして開幕投手は誰が勝ち取るのか―――？
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