「大洗女子2-5百合ヶ丘」(19日、横浜) 大洗女子は19日、敵地横浜での百合ヶ丘戦に臨んだものの、相手先発・楓・ジョアン・ヌーベル投手をはじめとした相手投手陣を攻略しきれず敗戦し、振り分け戦の勝敗を1勝1敗とした。
試合は初回から劣勢に立たされる。オープン戦2試合に登板し、2勝・防御率1.84のエルヴィンこと松本里子投手は相手2番・二川二水内野手にレフトへの2塁打を打たれると、続く吉村・Thi・梅内野手に四球を与えピンチを広げると、5番・ロザリンデ・フリーデグンデ・フォン・オットー内野手にレフトへのヒットを浴び、1点を先制されてしまう。続く遠藤亜羅椰外野手にもセンターへのヒットを浴び2失点を喫する。
さらに3回には先頭・吉村にセンターへの2塁打を打たれると、続く安藤鶴紗外野手に痛恨の一発を浴びさらに2点を奪われてしまう。
打線は5回、相手先発・楓・ジョアン・ヌーベル投手から8番・冷泉麻子捕手が四球を選ぶと、続く「恐怖の9番」小山柚子捕手がスローカーブをバックスクリーンに当てる特大の2ランホームランを放ち、2点差に迫る。
しかし、松本が踏ん張れない。すぐさま裏の守備で2アウト1,2塁のピンチを作ると、相手1番・王雨嘉内野手にレフト線を破られるタイムリー2塁打を浴び、2-5と突き放してしまう。結局松本は5回を投げ切ることができず、被安打13、5失点と散々な内容でマウンドを降りることになってしまった。
その後、6回の無死2塁、9回の無死1,2塁のチャンスを生かすことができず、百合ヶ丘にはオープン戦を通じて3連敗となる敗戦を喫した。
試合後、西住みほ監督は「百合ヶ丘さんに3連敗ですか。悔しいです」と唇を噛みしめ、「美城さんは調子が上がっていないみたいですが強いチームだと思います。勝てるよう最善を尽くします」と気丈に前を見ていた。
次の試合は振り分け戦2連敗中の美城。ブルームリーグ入りを果たすためにも何が何でも勝たなければならない。軍神西住がどのような采配をするか注目したい。
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