「正直、ここまでの結果は驚きですよ。死のグループと言われているグループBで今のところ負けなしですから。最初はチーム全員戸惑っていましたが、勝ちを重ねていく事に自信をつけていますよ。」(球団関係者)
驚くのも無理も無い。グループBに所属する百合ヶ丘学園が4連勝を果たし、ブルームリーグ両グループ通じて1番乗りで進出したのだ。野球など未経験であり、ルールブックの内容を叩き込むところからスタートした彼女たちがなぜ勝てたのか。
チーム全体を見渡すとその強さはチームバランスの良さだと思われる。打線では1.2番の王雨嘉内野手と二川二水内野手がチャンスメイクし、中軸に回すスタイルが確立されている。投手陣は白井夢結、楓・J・ヌーベル投手、田中壱投手、郭神琳投手といった安定している先発陣と守護神のミリアム投手を擁する。その投手陣を一柳梨璃捕手が安定したリードで引っ張っている。
今のところ隙を見せていない百合ヶ丘学園。どんな試合を見せてくれるのか楽しみで仕方ないものだ。
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