福島プリコネアストルムズ(以下プリコネ)は10日に行われた福岡マギアホークス(以下マギア)戦は6-2と本拠地福島で振り分け戦初勝を挙げれば、翌11日に行われた静岡ラブライブス戦はビジターゲームながら8-1と完勝し、4戦を終え振り分け戦の成績を2勝2敗の3位につけている。とはいえ、ブルームリーグ入りを果たすためには残り4戦で上位にいる宮城ナムコミリオンズ(以下ナムコ)か北海道シティホース(以下北海道)のどちらかを引きずり降ろさなければならない。
まずは17日はマギアとのビジターゲーム(福岡PayPayドーム)に臨む。15日のチームの全体練習の中でユウキ監督は取材陣の取材に応え、「マギアさんとの試合の先発はユイ(投手)にやってもらいます。前回は不本意な投球だったと思うので、何とか奮起してもらいたいですね」と予告先発を発表した。ユイの前回登板は4日に行われたナムコ戦で5回を投げ5失点と粘ることができず敗戦投手になっている。キャル投手に続くエース投手として期待されていたが背信投球となってしまった。それだけにユイの投球がブルームリーグ入りへ大きな役割を果たすのは間違いない。
さらにユウキ監督は18日の北海道戦(福島あづま球場)を山場だと考えており、「北海道さんとの試合の先発はキャルにやってもらいます。この2試合は全力で尽くします」と早々と予告先発を発表した。マギア、北海道戦と連勝できれば一気にブルームリーグ入りに近づくことができるだけにエースに任せるのは当然のことで、中6日と登板間隔が短いがそんなことを言っている場合ではないということだろう。
打線は復調の兆しがある。10日のマギア戦は9安打とマギアのアリナ・グレイ投手をなかなか攻略できない苦しい展開となったが6回に逆転すると7,8回に畳みかけ勝負を決めた。11日の静岡戦は相手の守乱もあったが、13安打8得点という猛攻を見せた。2大エースの投球に打線が噛み合えば連勝を続けることは夢ではない。
果たして連勝を伸ばしブルームリーグ入りへ大きく前進できるか――――――――。まずはユイの投球に期待したい。
17日のマギア戦に先発登板予定のユイ
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