ブルームリーグ4位の福島プリコネアストルムズ（以下プリコネ）は5日に行われたブルームリーグ第3節1日目の横浜百合ヶ丘エンジェルス（以下百合ヶ丘）戦（横浜）を6-3で制し、後に行われた試合で3位・秋田ファイアーエムブレムズが敗れたため、両軍の勝ち点は1となったばかりでなく、2位・百合ヶ丘とも勝ち点差が3となり、チャンピオントーナメント進出が自動的に決まる2位が見えてきた。
プリコネは初回から百合ヶ丘の先発・今叶星投手に襲い掛かる。いきなりアヤネが死球を受けたが、その後3番・ジータ外野手に待望の第1号ホームランが飛び出し2点を先制すると、2回にはジータのタイムリー二塁打で3点差とした。さらに3回にはペコリーヌ内野手の待望の第1号ホームランなどで5点リードを奪った。その後、プリコネ先発投手のキャルはソロホームランを2本浴び追い上げられるが、6回を投げ2失点としっかり試合を作ってマウンドを降りた。その後は相手の反撃を継投陣で凌ぎ切り、対百合ヶ丘の公式戦初勝利を飾った。
交流戦からの良い流れをそのままに野球少女リーグ（BGL）2連覇中の百合ヶ丘を下したことに対してユウキ監督は「今日はいい試合運びができたと思います。ただ、このままうまくいくとは思っていません。一戦一戦大事に戦っていきたいです」と冷静に振り返った。
エース・キャルで取った一戦を無駄にしないためにも、次回の首位・横須賀晴風ブルーウェーブとの一戦を制し、一気にチャンピオントーナメント進出のチケットに手をかけてみせる。
待望の第1号ホームランを放ったジータ
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