福島プリコネアストルムズ（以下プリコネ）のユウキ監督は９日の全体練習にて１０日の振り分け戦第３節の福岡マギアホークス（以下マギア）戦（福島県営あづま球場）での先発投手にアンナ投手、１１日の第４節の静岡ラブライブス（以下静岡）戦（ベルーナドーム）での先発投手にキャル投手を起用することを明言した。
絶対に負けることが許されない２連戦となる。振り分け戦開幕戦の北海道シティホース戦、２戦目の宮城ナムコミリオンズに相次いで敗れたことで２位以内に与えられるブルームリーグ入りへ黄色信号が灯っている。残り６試合で２敗以上すれば絶望的な状況になる中、ユウキ監督は「アンナはコントロールはいいですが、長いイニングは厳しいと思います。なので、なんとか先制して継投で逃げ切りたいですね」とマギア戦は投手総動員を示唆した。
打線のほうは２試合で２４安打放っているものの単打が多く、得点がわずか５点と決定打を欠いている。それだけに２打点を挙げているものの２つの内野ゴロの間という主砲チエル内野手とまだ打点のないムイミ内野手の復調が待たれる。また、リードオフウーマンであるノゾミ外野手がわずか１安打と強みが発揮できていない。３番ペコリーヌ内野手が４安打を放っているだけに、２番・クロエ外野手とともに鍵を握っている。
マギア戦に勝利できれば勝利５割、ブルームリーグ入りへの道筋ができる。静岡戦に登板予定のキャルはお披露目戦でシーズン１で３位の東京里ヶ浜サンフラワーズ打線を相手に７回途中まで無失点投球を続けていた。それだけにマギア戦が大きな山場になるだろう。ブルームリーグへ望みをつなげるか果たして―――――。
ブルームリーグ入りへ好投が期待されるアンナ
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