福島プリコネアストルムズ(以下プリコネ)は13日に行われた交流戦第2日の信濃清澄ドラゴンズ戦(福島あづま)を4-2で制し、連敗を4で止めた。2番手投手のアン投手がキャリア初勝利。3番手投手のアリサ投手が2セーブ目を挙げた。プリコネは試合前の4試合で得点がわずかに2と極度の不振に苦しんだが、1点ビハインドの8回に4安打を集中させ3点を奪い逆転した。今季2度目のスターティングメンバーになったリン内野手の二塁打を皮切りに、モニカ外野手がこの試合4安打目となるタイムリーヒットを放ち同点に追いつくと、代打・マコト外野手のタイムリー二塁打で逆転に成功した。さらに先発投手であったユキ投手(降板後はファースト)が犠牲フライを放ち突き放した。終盤に逆転劇にホーム・福島は大いに盛り上がった。試合後ユウキ監督は「ホームの応援が力になりましたし、勝利をお届けできてよかったです。まだまだ戦いは続きますので、引き続きご声援をお願いします」と観客に感謝していた。決勝打を放ったマコトは「チャンスで出番が来たので打ってやろうと思った。タイムリーになってすっきりした」と満面の笑みを浮かべた。
5試合ぶりの勝利となったが、チャンピオントーナメント進出には3位以内に食い込まなければならないが、3位との勝ち点差がまだ10あるだけに負けられない試合が続く。次戦はルーナリーグで首位である新越谷ブロッサムズ戦と強豪が相手だが、タイムリー欠乏症を抜け出した勢いで大物食いをしたいところだ。
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