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【ブルームリーグ】14日(第3節第3日)の試合結果 入れ替え戦回避を目論む一戦は痛み分け…北海道、百合ヶ丘ともに譲らず、優勝争いは2チームの様相に

更新日:2023年5月24日

第1試合

清澄4-4ナムコ(バンテリン)

本:島原エレナ(ナ)(3号)、染谷まこ(清)(1号)


 試合開始前では4位で勝てばほぼ入れ替え戦を回避できる清澄は江口セーラ投手、6位で敗れると入れ替え戦が濃厚なナムコは最上静香投手が先発した。


 初回、ここ3試合無得点負けを喫し何が何でも先制点が欲しいナムコは先頭の高坂海美外野手がヒットで出塁するとすかさず盗塁を決める。2番の真壁瑞希内野手の送りバントで1死3塁のチャンスを作ると、福田のり子外野手のセカンドゴロの間に高坂が本塁に生還し1点を先制する。さらに島原エレナ内野手がライトスタンドへの3号ソロホームランを放ち2点目を奪った。


 清澄は直後、高鴨穏乃外野手が四球で出塁すると、3番の新子憧内野手のライトへの二塁打で高鴨が本塁に生還し1点を返す。


 ナムコは4回に先頭の所恵美外野手がヒットを放つと、続く佐竹美奈子内野手の打球は一塁へ。しかし、一塁手の船久保浩子内野手の二塁送球が逸れ無死1,2塁のチャンスが訪れる。ここで宮尾美也内野手がきっちり送りバントを決め1死2,3塁に。このチャンスで箱崎星梨花外野手がセンター前ヒットを放ち3点目を奪うと、続く田中琴葉捕手の打球はセカンドゴロとなるもその間に佐竹が本塁に生還し4-1とした。


 しかし、清澄も黙ってはいない。5回に先頭の染谷まこ捕手に待望の第1号ホームランが飛び出し1点を返すと、7回には高鴨の二塁打から新子が今日2打点目となるタイムリーヒットを放ち1点差に追い上げる。こうなれば流れは清澄に。8回には1死から上重漫内野手のヒットと船久保の四球、染谷のヒットで1死満塁とすると、国広一内野手がライトへの犠牲フライを打ち上げ同点とした。


 9回、ナムコは2死から福田がヒットを放つものの島原がショートゴロに打ち取られ勝利がなくなると、清澄も2安打を放つも走塁死もあり得点できずに痛み分けとなった。ナムコは新越谷と勝ち点で並んだものの得失点差で下回っており最下位脱出はならず、清澄は新越谷が第2試合で勝利すれば入れ替え戦圏に落ちることになった。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


第2試合

北海道5-1新越谷(札幌D)

勝:エアグルーヴ(3勝1敗)

敗:中山(1敗)

本:中田奈緒(新)(2号)


 首位を守りたい北海道はサイレンススズカ投手、試合開始前まで5位で入れ替え戦圏内を脱したい新越谷はエースの武田詠深投手が先発した。


 4回まで両先発投手の好投があり無得点で推移したが、5回新越谷は1死から中田奈緒内野手のライトスタンドへの2試合連続2号ホームランで1点を先制した。北海道は直後に1死からヒシアマゾン外野手の三塁打を放つと、2死となるもスペシャルウィーク内野手の二塁打でヒシアマゾンが本塁に生還し同点に追いつく。


 その後も両先発投手が粘り1-1で推移するが、8回北海道は1死からナイスネイチャ内野手、テイエムオペラオー内野手の連打、メジロマックイーン捕手もヒットで続き2死ながら満塁のチャンスを作ると、ヒシアマゾンが押し出し死球を受け1点を勝ち越した。さらにカレンチャン外野手がライト前ヒットを放つと、新越谷の大村白菊外野手がまさかの後逸。その間に塁上にいたすべての走者が生還し3点を追加し5-1となった。


 新越谷に反撃の力は残っておらず9回は三者凡退に終わり試合が終了した。北海道は投手戦を制し首位を確保した一方、新越谷はエース武田を登板させるもダメージが残る敗戦を喫し入れ替え戦圏内を脱することができなかった。


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第3試合

百合ヶ丘3-1美城(横浜)

勝:牛田琶月(2勝)

敗:二宮飛鳥(2敗)

S:ミリアム(5S)

本:内田眞悠理(百)(5号)、安藤鶴紗(百)(3号)


 北海道を追走したい百合ヶ丘はエースの白井夢結投手、優勝戦線に踏みとどまりたい3位美城は二宮飛鳥投手が先発した。


 2回美城は1死から新田美波外野手のヒットと島村卯月内野手の二塁打で2,3塁のチャンスを作ると、続く神谷奈緒捕手がライト前ヒットを放ち1点を先制する。


 しかし、百合ヶ丘は直後に内田眞悠理外野手があわや場外ホームランかという5号ホームランを放ち同点に追いつく。


 その後は6回まで両先発投手の好投があり1-1で推移するが、7回百合ヶ丘は安藤鶴紗外野手に3号ホームランが飛び出し1点を勝ち越すことに成功した。その前に白井が7回を投げ切る直前にマウンドを降りていただけに白井の無念を晴らす一発となった。


 百合ヶ丘は8回にも王雨嘉内野手と妹島広夢内野手のヒットで作ったチャンスを内田のタイムリー二塁打で生かし3-1とリードを広げた。


 反撃を試みたい美城であったが、百合ヶ丘の守護神ミリアム投手の前に5球で抑え込まれ試合終了となった。


 百合ヶ丘が勝利し北海道を追走する一方、美城は鬼門の横浜で痛恨の敗戦を喫し優勝争いから一歩後退した。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



 第3日終了後の順位表は以下の通り。北海道、百合ヶ丘がともに勝利し優勝争いは2チームの様相になった。入れ替え戦圏の争いは順位に変動はなく勝ち点差1でひしめき合っている。


順 チーム 勝-敗-分 勝点 得失差 得点

1 北海道 8-2-3 27  21 55

2 百合丘 8-3-2 26  13 55

3 美 城 7-6-0 21   1 42

4 清 澄 4-8-1 13  -2 50

5 新越谷 3-7-3 12 ー10 32

6 ナムコ 3-7-3 12 ー23 36


※百合丘=百合ヶ丘

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