第1試合
清澄12-1ナムコ(バンテリン)
勝:江口セーラ(1勝1敗)
敗:永吉昴(1敗)
本:井上純(清)(2号)、宮永照(清)(2号)、宮尾美也(ナ)(2号)
今節連敗中の清澄は“ロックなストレート”江口セーラ投手、2試合連続引き分け中のナムコは“ミリオンズの発起人”永吉昴投手が先発した。
この日は清澄ドラゴンズの打線が序盤に爆発。初回に宮永照外野手の先制適時打を皮切りに計3本の適時打などで4点を先制すると、2回には竹井久外野手の犠飛で1点、3回には二死2、3塁から高鴨穏乃外野手の適時二塁打と井上純内野手の2号2ランで4点を奪い3回終了時点で9-0とナムコを大きく突き放した。その後6回には宮永照の2号ソロの飛び出し10-0とした。
味方の大量援護に恵まれた江口は走者を許しながらも持ち味の直球でナムコ打線を封殺。6回まで3塁すらも踏ませず無失点投球を続けた。結局江口は7回に一死から宮尾美也内野手の2号ソロで1点を失ったところで降板したが先発の役目は果たした。
打線は8回、途中出場の3選手が四球や安打などで出塁し満塁の好機を作ると、上重漫内野手の2点適時打で11点差に広げダメを押した。
これにより清澄は連敗ストップ。ナムコをまくって4位に浮上した。一方のナムコは入れ替え戦圏の5位に転落し、4戦連続未勝利となった。
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第2試合
北海道8-5美城(札幌ドーム)
勝:エアグルーヴ(1勝1敗)
敗:双葉杏(1敗)
S:サクラバクシンオー(4S)
本:アナスタシア(美)(1号)、ヒシアマゾン(北)(1号)、新田美波(美)(2号)、スーパークリーク(北)(1号)、ゴールドシップ(北)(3号)
2戦連続引き分けで本拠地に帰ってきた北海道はダイワスカーレット投手、先週連敗を3で止めた美城は速水奏投手が先発した。
初回は美城がアナスタシア外野手の1号ソロ、北海道がメジロマックイーン外野手の適時二塁打でそれぞれ1点ずつを取り合った。
その中で美城は3回に一死3塁から小日向美穂内野手の遊飛で三走・日野茜外野手が生還し勝ち越すと(記録は遊犠飛)、5回には日野が適時二塁打を放ち1-3とリードを広げた。
北海道はその裏、先頭のヒシアマゾン外野手が1号ソロを放つと、なおも二死3塁からウオッカ内野手の適時二塁打で同点に追いついた。
その後北海道は6回に新田美波外野手の2号ソロで勝ち越しを許すも7回にスーパークリーク捕手の1号2ランで逆転に成功。8回に新田の犠飛で再び追いつかれるもその裏に一死1、3塁から“芦毛の暴君”ゴールドシップ外野手が勝ち越しの3号3ランを放ち試合を決めた。
これで北海道は引き分けを挟み3連勝。一時首位に浮上した。一方2位争いに敗れた美城は貯金ゼロに逆戻りとなった。
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第3試合
4/2(日)
百合ヶ丘2-0新越谷(横浜)
勝:田中壱(1勝)
敗:大野彩優美(2敗)
S:ミリアム(3S)
敗れれば首位陥落となる百合ヶ丘は前回登板のリベンジを誓う“ハマのブリューナク”田中壱投手が、勝てば最下位脱出となる新越谷は“安定感左腕”大野彩優美投手が先発した。
試合は両先発による投手戦の様相を呈した。両投手とも三者凡退は初回のみだったが、粘りの投球で3回までともに無失点で進んだ。
その中で百合ヶ丘打線は4回、吉村・Thi・梅内野手と安藤鶴紗外野手の連打から一死2、3塁の好機を作ると、内田眞悠理外野手の犠飛で1点を先制した。その後百合ヶ丘は6回にも吉村と安藤の連打で好機を作り、王雨嘉内野手の犠飛で2点目を奪った。
援護をもらった田中はその後も快投を続け、新越谷打線に3塁を踏ませることなく7回途中6安打無失点で今季初勝利の権利を得て降板した。
何とか追いつきたい新越谷は最終回、百合ヶ丘守護神・ミリアム投手から一死1、3塁の好機を作ったが、続く山崎珠姫捕手が痛恨の併殺打に倒れた。
これにより百合ヶ丘は2分けを挟む5連勝で首位をキープ。一方の新越谷は今季3度目の零敗で最下位脱出はお預けとなった。
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第2節第3日終了時点での順位表は以下の通り。ボーダー争いに大勝した清澄が4位に浮上しナムコが入れ替え戦圏の5位に転落した。
順 チーム 勝-敗-分 勝点 得失差 得点
１ 百合丘 ５-１-２ １７ １３ ３３
２ 北海道 ４-１-３ １５ ８ ３１
３ 美 城 ４-４-０ １２ ー１ ３１
４ 清 澄 ３-５-０ ９ ７ ３５
５ ナムコ ２-４-２ ８ ー１５ ２８
６ 新越谷 １-４-３ ６ ー１２ １６
※百合丘=百合ヶ丘
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