第1試合
清澄3-6美城(バンテリン)
勝:佐久間まゆ(1勝)
敗:愛宕洋榎(1勝1敗)
S:城ヶ崎美嘉(3S)
本:三村かな子(美)(1号)
先週横浜で痛い完封負けを喫した清澄は“後引っ掛けの洋榎”愛宕洋榎投手が先発、ここまで3連敗中と苦しむ美城は“北国の二刀流”アナスタシア投手が「2番・投手」で今季初出場初先発となった。
先制は清澄。初回、先頭の高鴨穏乃外野手がいきなり二塁打を放ち好機を作ると、続く井上純内野手の中安で一気に本塁に生還した。
一方の美城は直後の2回に今季初出場の高森藍子外野手の適時打で追いつくと、続く3回には日野茜外野手とアナスタシアの連打で無死1、3塁の好機を作り、小日向美穂内野手の内野ゴロで勝ち越しに成功した。
さらに4回には、一死から三村かな子捕手の今季初安打となる1号ソロが飛び出すと、一死2塁から渋谷凛内野手の適時二塁打、一死2、3塁からアナスタシアの敵野選、一死1、3塁から小日向の内野ゴロで4点を奪い1-6と大きくリードを広げた。
追う立場となった清澄は、7回に二死2塁から井上、9回に一死2、3塁から高鴨がそれぞれ適時打を放つも反撃はここまで。最後は途中出場の清水谷竜華外野手が三ゴロに終わった。
これで美城は連敗を3で止め再び貯金1とした。一方の清澄は貴重なホームゲームを落とし、最下位転落の可能性が残った。
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第2試合
3/26(日)
新越谷3-3北海道(ベルーナ)
本:ウオッカ(北)(2号)
先週美城相手に本戦初勝利を収めた新越谷は“櫻華の救世主(候補)”園川萌投手、先週最終回に逆転するも追いつかれドローとなった北海道は“先頭の背番号”サイレンススズカ投手が先発した。
新越谷は初回、一死1塁から中村希内野手の適時二塁打で幸先よく先制すると、二死2塁から中田奈緒内野手にも適時打が飛び出し2点を先制した。
園川は立ち上がりから安定した投球を見せた。3、4回は得点圏に走者を置いたが失点は許さず、5回まで無失点投球で勝ち投手の権利を得た。
一方のサイレンススズカは初回こそ2点を失ったものの、その後は粘りの投球で走者を許しながらも失点を防ぎ、5回2失点の内容で降板した。
北海道は6回にテイエムオペラオー内野手の適時内野安打で好投の園川から1点を奪い園川をマウンドから下ろすと、7回には一死2、3塁からグラスワンダー内野手の内野ゴロの間に同点に追いついた。さらに8回にはこの回先頭のウオッカ内野手が勝ち越しの2号ソロを放ちリードを奪った。
逆転を許した新越谷は最終回、山崎珠姫捕手が安打を放つと、一死1塁から松井が二塁打を放ち、代走・金子小陽内野手が1塁から一気に生還。土壇場で同点に追いついた。その後の一死2塁のサヨナラ機は後続が倒れて逸し、引き分けで試合終了となった。
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第3試合
ナムコ4-4百合ヶ丘(楽天モバイル)
本:渡邊茜(百)(2号)
先週守護神が陥落し勝点3を逃したナムコは“2代目エース”最上静香投手、先週ブルーム最速で完封勝利を達成した百合ヶ丘は“完封令嬢”楓・J・ヌーベル投手が先発した。
ナムコは初回から攻勢を見せる。初回に佐竹美奈子内野手の適時打で1点を先制すると、2回に真壁瑞希内野手の適時打、3回に箱崎星梨花外野手の2点適時二塁打で4点をヌーベルから奪った。
最上は立ち上がりから走者を得点圏に置きながらの投球となったが、持ち前の粘りで6回まで3塁を踏ませることなく無失点投球を続けた。
百合ヶ丘は7回、最上から一死1、2塁の好機を作って最上をマウンドから下ろし、一死満塁から二川二水内野手の内野ゴロで1点を返すと、続く渡邊茜外野手が右翼席最前列に飛び込む2号3ランを放ち4-4の同点に追いついた。
2試合連続で継投陣が打たれ追いつかれたナムコは再び勝ち越しを図ったが百合ヶ丘継投陣の前に出塁すらもできず引き分けのまま試合終了となった。
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第2節第2日終了時点での順位表は以下の通り。順位変動は起こらなかったが、上位3球団と下位3球団の差が開き始めた。
順 チーム 勝-敗-分 勝点 得失差 得点
1 百合丘 4-1-2 14 11 31
2 北海道 3-1-3 12 5 23
3 美 城 4-3-0 12 2 26
4 ナムコ 2-3-2 8 ー4 27
5 清 澄 2-5-0 6 ー4 27
6 新越谷 1-3-3 6 ー10 16
※百合丘=百合ヶ丘
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