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【ブルームリーグ】26日(第1節第4日)の試合結果 ナムコ劇的逆転サヨナラ勝利!北海道得意の走攻で首位を足止め!王者百合ヶ丘意地の4得点ドロー!

第1試合

ナムコ6x-5清澄(楽天モバイル)

勝:春日未来(2勝)

敗:天江衣(1敗1S)

本:松実玄(清)(1号)、上重漫(清)(1号)、島原エレナ(ナ)(1号)、井上純(清)(1号)


 この2戦5被弾13失点で連敗中のナムコは連敗脱出をかけて七尾百合子投手が先発。難敵北海道相手に本戦初勝利を掴んだ清澄は開幕投手の江口セーラ投手が先発した。


 清澄は初回、いきなり一死1、3塁の好機を作り、宮永照外野手の犠飛で幸先よく先制すると、さらに一死1塁から松実玄内野手の1号2ランと上重漫内野手の1号ソロでさらに3点を奪った。


 いきなり4点を失ったナムコはその裏に島原エレナ内野手の内野ゴロの間に1点を返すと、2回には二死2塁から田中琴葉捕手の適時二塁打、3回には島原の1号ソロで1点ずつ返し3-4とした。


 七尾は初回に2被弾4失点したものの2回以降は尻上がりに調子を上げ、6回途中まで無失点に抑えた。


 一方の江口は3回まで連続して失点したものの、4回からは本来の投球を取り戻し、5回3失点の内容で降板した。


 その中で清澄は7回、一死から井上純内野手が左翼フェンスギリギリに飛び込む1号ソロを放ち突き放した。


 負けられないナムコは最終回、2安打と2つの盗塁で無死2、3塁とすると、高坂海美が起死回生の2点適時三塁打を放ち同点に追いついた。さらに一死1、3塁とすると、佐竹美奈子内野手が犠飛を放ち三走・高坂が生還。逆転サヨナラ勝利を決めた。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


第2試合

美城2-5北海道(京セラ大阪)

勝:シンボリルドルフ(1勝)

敗:高垣楓(1敗)

S:サクラバクシンオー(2S)

本:五十嵐響子(美)(1号)、ゴールドシップ(北)(1号)


 開幕3連勝中の美城はルーキー左腕・宮本フレデリカ投手、首位・美城を追いかけたい北海道はシンボリルドルフ投手が先発した。


 美城は初回、二死から小日向美穂内野手が死球で出塁すると、続く五十嵐響子内野手が初球を捉えて1号2ランを放ち2点を先制した。


 対する北海道は直後の2回、ヒシアマゾン外野手の安打と盗塁で一死2塁の好機を作ると、打撃好調のゴールドシップ外野手が右翼席上段への1号2ランを放ちすぐさま同点に追いついた。


 その後は両先発の投げ合いが続いたが6回、北海道が2安打と四球で無死満塁の好機を作ると、ゴールドシップの適時打と2本の内野ゴロで計3点を奪い勝ち越しに成功した。


 追いつきたい美城は最終回、回またぎの守護神・サクラバクシンオー投手から一死1、2塁と一発同点の好機を作ったが、後続が凡退した。


 首位撃ちに成功した北海道は百合ヶ丘をまくって2位に浮上し今節の入れ替え戦を回避した。一方の美城は何度も作った好機を活かせず連勝は3で止まった。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


第3試合

新越谷5-5百合ヶ丘(ベルーナ)

本:二川二水(百)(1号)、岡田怜(新)(1号)


 勝たなければ入れ替え戦行きが確定する新越谷は工藤夏雲投手、勝てば首位・美城に勝ち点で並ぶ百合ヶ丘はルーキー・工藤朔愛投手が先発した。


 百合ヶ丘は初回、二川二水内野手が本戦通算2本目となる先頭打者本塁打を放ち1点を先制した。


 一方の新越谷はその裏、工藤朔の立ち上がりを攻め無死1、2塁の好機を作ると、中田奈緒内野手の適時打と藤原理沙内野手の犠飛ですぐさま2点を奪い逆転した。さらに2回にはここまで12打数無安打と苦しんでいた岡田怜外野手が今季の本戦初安打となる1号ソロを放ち3-1とリードを広げた。


 工藤夏は初回に1点を失ったものの2回以降も百合ヶ丘打線に連打を許さず、3回以降毎度得点圏に走者を許したが、粘りの投球で後続を抑え6回8安打1失点と試合を作った。


 一方の工藤朔は初登板のプレッシャーからか序盤に3点を失ったが、3回以降はなんとか立て直しスコアボードにゼロを刻んだ。しかし球数の増えた6回に二死2塁から藤原に適時打を許し6回6安打4失点とまずまずの結果となった。


 新越谷は8回、二死から1、2塁の好機を作ると、山崎珠姫捕手の適時二塁打で5-1とし、新越谷の本戦初勝利は目前かと思われた。


 しかし直後の9回、百合ヶ丘の猛攻が始まった。一死3塁から一柳梨璃捕手の適時打で1点を返し新越谷守護神・久保田依子投手を引きずり出すと、二死1、2塁と好機を広げ渡邊茜外野手の適時二塁打、久保田の暴投で2点を返して1点差まで詰め寄った。そしてなお二死1、3塁から昨季MVPの吉村・Thi・梅内野手が適時二塁打を放ちついに同点に追いついた。


 一方4点差を追いつかれた新越谷はその裏、一死から途中出場の月映静内野手が安打を放つも後続が続かず無念のドローとなった。


 これで百合ヶ丘は入れ替え戦争いからの脱出に成功。一方の新越谷は今節未勝利のまま入れ替え戦行きが確定した。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


 第4日終了時の順位は以下の通り。上位3球団が今節の入れ替え戦を回避、最下位・新越谷の入れ替え戦行きが決まったため、ナムコと清澄で残り1つの回避枠を争うこととなった。


順 チーム 勝-敗-分 勝点 得失差 得点

1 美 城 3-1-0  9   6 15

2 北海道 2-1-1  7   3 11

3 百合丘 2-1-1  7   2 15

4 ナムコ 2-2-0  6  ー2 16

5 清 澄 1-3-0  3  ー4 11

6 新越谷 0-2-2  2  ー5  7

※百合丘=百合ヶ丘

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