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執筆者の写真事務局 野球少女リーグ

【バンドリ】8点大勝で降格阻止!若宮3安打など打線組替え奏功!


「バンドリ8-1清澄高校(入れ替え戦)」(27日、ほっと神戸)


 魂こもった大勝劇だった。バンドリは27日、敗れればウィードリーグ降格となる入れ替え戦(vs清澄)に8-1の大勝利を収め、ブルームリーグ残留を決めた。前戦から大きく組み変わった打線が大量18安打で清澄投手陣を圧倒すれば、緩急自在の投手陣が清澄打線を鎮圧した。


 猛攻は初回から始まった。先頭の戸山香澄外野手がいきなり安打で出塁すれば、この日初めて2番に座った山吹沙綾外野手が二塁打で続き、いきなり無死2、3塁の好機を作った。そして二死後、5番に入った若宮イヴ内野手の適時打で先制に成功した。3回には一死1、3塁から若宮が犠飛を放ち2-0とリードを広げた。


 先発の花園たえ投手は3回まで走者を許しながらも緩急で本塁を守っていたが4回、連打と四球で一死満塁のピンチを招くと、松実玄内野手に適時打を浴び2-1となった。それでも後続を抑え、同点を許さなかった。結局花園は5回88球7安打7奪三振1失点で勝ち投手の権利を得て降板した。


 力投の花園を援護したい打線は5回裏、一死1、2塁の好機を作り氷川日菜外野手の適時打で1点を追加すると、続く羽沢つぐみ内野手が四球をもぎ取り満塁に。この好機を白鷺千聖捕手が適時二塁打で活かすと戸山にも適時二塁打が飛び出し、この回一挙5点を奪った。さらに6回には一死2塁から若宮がこの日3打点目となる適時打を放ち8-1と大きく勝ち越した。


 大量の援護を得た投手陣はその後、今井リサ投手と松原花音投手が2イニングずつ投げ、今井は1安打無失点、松原は無安打無失点に抑え、ブルームリーグ残留を決めた。


 この勝利に月島まりな監督は、「まずは残留できてなによりです」とほっと胸を撫で下ろした。18安打の新打線については、「組み替えの効果が出てよかったです。若宮さんもしっかり結果を出してくれましたし、山吹さんには9番から2番と難しい立ち回りをやってもらって、それでも2安打やってくれて本当に助かってます」と安堵していた。清澄打線を1失点に抑えた投手陣については「花園さんは流れがどう傾くか分からない時に何度もピンチを切り抜けてくれましたし、今井さんと松原さんは大量リードでも気を抜かずに投げ切ってくれました。投手陣の頑張りにもお礼を言いたいです」と最敬礼だった。


 ブルームリーグに残留したバンドリは、京セラドームでの関西ダービー(美城戦)第2ラウンドから第2節が始まることとなった。『バンドリ魂』を胸に、神戸で惨敗した悔しさを晴らしてもらいたい。

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