掛橋桃子監督は1月29日に行われたバンドリ戦後、「グループAの1位通過ということでブルームリーグに行くことはできました。しかし本戦はもっと厳しい戦いの連続になるでしょう。それでもチーム一丸となればシーズン優勝できると信じています」とコメントを残していたが、3日の全体練習では、「永井さんに投げてもらいます。安定感は一番だと思っています。十分に休んでもらいましたし、投手戦になると思っていますので」と6日のブルームリーグの開幕戦となる美城戦の先発を発表した。掛橋監督は美城の先発は振り分け戦2試合で防御率0.64の赤城みりあ投手と想定していると思われる。弱冠11歳でありながら、威力のあるストレートに多彩な変化球をもつ赤城は驚異以外の何物でもない。振り分け戦でのチーム打率が.341のハチナイ打線をもってしても苦戦は必至だろう。そこで投手陣の中で安定感がある永井に白羽の矢が立ったのだ。この日の練習では軽いキャッチボールに終始した永井は、「いろいろ考えるとプレッシャーになるのであまり考えないようにします。気になるのは晩御飯ですね。晩御飯…」とマイペースを貫いた。
開幕戦で勝利をおさめ、上昇気流に乗り勝ち点を量産することができるのか。そして初代王者へ…ハチナイの挑戦が始まる。
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