掛橋桃子監督は4日に行われた全体練習の中で6日の百合ヶ丘戦(横浜)の先発投手について「百合ヶ丘さんとの試合の先発は倉敷さんにやってもらいます。第1節では登板がありませんでしたし頑張ってくれると思っています」と発表した。
第1節は開幕戦の美城戦に勝利したものの、あと2戦は連敗しあわや入れ替え戦という事態になりかけたハチナイ。特に百合ヶ丘戦では百合ヶ丘の先発投手・白井夢結投手を攻略しきれず投手戦を制することができなかった。それだけに、百合ヶ丘戦に勝利することが初代王者になるためには必要不可欠である。そこで、オープン戦、振り分け戦で防御率2.63と安定した投球を見せた倉敷舞子投手に白羽の矢が立った。倉敷は「いつも通り投げるだけです」と言葉少なであったが、この日の投球練習では力が入った投球を見せており、最終確認に余念がなかった。
また、先日のフェニックスリーグでの巨人戦で活躍した宇喜多茜外野手が初瀬麻里安内野手とともにチームに合流した。掛橋監督は「宇喜多さんにはスタメンに入ってもらいます。フェニックスリーグで成長したところを発揮してもらいたいです」と非常に期待している。第1節では7得点と得点圏での打撃に苦しんだハチナイ。宇喜多は「監督の期待に応えられるように頑張ります…」と謙遜したが、彼女の活躍がハチナイの躍進につながるのは間違いない。
第1節で首位と勝ち点差3をつけられているだけに第2節では勝ち点を量産したいところ。まずは強敵百合ヶ丘を倒し、初代王者に向けての足掛かりにしたい。ハチナイの挑戦が続く。
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