第1試合
里ヶ浜2-1静岡(山ノ手)
勝:河北智恵(1勝1敗)
S:柊琴葉(4S)
負:上原歩夢(3勝2敗)
神戸との乱打戦を制し首位に浮上した里ヶ浜は昨季の開幕投手・永井加奈子投手が9試合目にして今季初先発。連勝中の静岡は上原歩夢投手が今節2度目の先発となった。
静岡は初回に二死1、2塁から東條希内野手の適時打で1点を先制した。2回以降も得点圏に走者を置き続け永井を攻め立てたが、5回までで奪った得点は初回の1点のみだった。
一方の里ヶ浜は4回、ここまで1安打に抑えられていた上原からリン・レイファ内野手が内野安打で出塁すると、続く有原翼内野手が右中間を切り裂く強烈な適時三塁打を放ち同点に追いついた。続く東雲龍外野手の内野ゴロで有原も生還しこの回逆転に成功した。
6回以降は両軍継投陣が粘投する中、静岡は8回と9回に1、2塁の好機を作ったもののともに活かすことができなかった。
里ヶ浜は再び連勝で首位をキープ。一方の静岡は14安打3四死球で17人の走者を置くもわずか1得点に終わり連勝もストップした。
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第2試合
神戸7-4大洗(山ノ手)
勝:レイヤ(3勝)
S:鶴姫やちよ(6S)
負:武部沙織(2勝1敗)
入れ替え戦進出のために勝利が必須となった連敗中の神戸はここまで2先発2勝のレイヤ投手、下位球団に2戦連続でまさかの惨敗を喫した大洗は大車輪の活躍を見せる武部沙織投手が先発した。
初回は大洗が佐々木あけび外野手の適時打で1点を先制するも、神戸はその裏に露崎まひる、愛城華恋両内野手の連続適時打で2点を奪いすぐさま逆転に成功した。
神戸はさらに4回、一死から満塁の好機を作ると、戸山香澄外野手の押し出し四球と弦巻こころ内野手の犠飛で2点を加えリードを広げた。その後6回に五十鈴華内野手の犠飛で1点を返されるもその裏に一死2、3塁から奥沢美咲外野手の2点適時打と露崎の適時打で3点を奪いさらにリードを広げた。
連敗を止めたい大洗は8回に杉山清美外野手の適時打、9回に佐々木の犠飛で1点ずつ返すも反撃はここまでとなった。
神戸は連敗ストップで入れ替え戦に望みを繋いだ一方、大洗は3連敗となり神戸に勝ち点で並ばれた。
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第3試合
マギア2-4プリコネ(山ノ手)
勝:チカ(1勝)
S:エリコ(2S)
負:黒江(2敗)
本:サレン(プ)(2号)
早く3勝目が欲しいマギアは里見灯花投手が先発。連勝で勢いに乗るプリコネはキャル投手がDH解除で先発した。
序盤は両投手が好投し投手戦の様相を呈していたが5回、マギアが美樹さやか内野手のこの日3安打目となる二塁打から1、2塁の好機を作ると、巴マミ外野手が先制適時二塁打を放ち2点を先制した。
追いつきたいプリコネは7回、二死からチエル内野手が二塁打を放つと、二死1、3塁からマコト外野手、サレン内野手の連続適時打で同点に追いつき、なおも満塁からシオリ捕手が勝ち越しの適時打を放って逆転に成功した。さらに9回には、同点打のサレンが2号ソロを放ち2-4とリードを広げた。
最後はプリコネ守護神・エリコ投手が一死3塁のピンチを作るも無失点で抑えプリコネが3連勝。一方のマギアは連敗となり負け越しが10となった。
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第3節第4日終了時点での順位表は以下の通り。里ヶ浜の入れ替え戦進出が確定し、プリコネが3連勝で入れ替え戦圏の2位に浮上した。一方で大洗が今季初めて入れ替え戦圏から脱落し、2位から4位までに進出の可能性を残したまま第5日を迎えることとなった。
順 チーム 勝-敗-分 勝点 得失差 得点
1 里ヶ浜 9-4-1 28 26 69
2 プリコ 8-5-1 25 14 65
3 大 洗 8-6-0 24 2 53
4 神 戸 8-6-0 24 0 64
5 静 岡 5-7-2 17 0 55
6 マギア 2-12-0 6 ー42 38
※プリコ=プリコネ
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