第1試合
レヴュスタ0-2大洗女子(山ノ手市民)
勝:松本里子(1勝1敗)
敗:西條クロディーヌ(1敗)
S:丸山紗希(6S)
レヴュスタは振り分け戦以来4ヶ月ぶりの登板となった西條クロディーヌ投手、入れ替え戦進出をかける大洗女子は“エルヴィン”松本里子投手が先発したこの試合は投手戦となった。
初回、大洗女子は先頭・近藤妙子内野手の安打を足がかりに二死2塁の好機を作るとここ数試合好調の五十鈴華内野手が適時打を放ち先制した。
レヴュスタはその裏、安打と四球などで一死2、3塁の好機を作ったものの、大場なな外野手が遊飛、露崎まひる内野手が空振り三振に倒れ同点機を逸した。
2回以降は両先発が時折得点圏に走者を許したものの、西條は5回3安打1失点、松本は7.2回6安打無失点と両者とも前回登板の雪辱を果たした。
追加点が欲しい大洗女子は9回、一死から連打で1、3塁の好機をレヴュスタ4番手・恵比寿つかさ投手から作ると、本戦全試合出場ながらここまでわずか4安打と不振にあえぐ杉山清美外野手が適時打を放ち2点目を奪った。
2点リードとなった9回裏は大洗女子守護神・丸山紗希投手が一死2、3塁のピンチを招くも後続を断ち、両リーグ最多の6セーブ目を獲得した。しかし第2試合で新越谷が勝利したため得失点差の関係で惜しくも今節の入れ替え戦進出を逃した。
第2試合
新越谷4-2バンドリ(山ノ手市民)
勝:久保田依子(1勝1敗)
敗:花園たえ(1敗)
S:川原光(3S)
入れ替え戦進出をかける4連勝中の新越谷は久保田依子投手、“都落ち”後まだ勝利のないバンドリは花園たえ投手が先発した。
先制したのは新越谷。初回、プレイボールからわずか2球で一死2塁の好機を作ると、勝負強い岡田怜外野手が適時二塁打を放ち1点を奪った。
バンドリは直後の2回、戸山香澄外野手と若宮イヴ内野手の連打で久保田から無死1、3塁の好機を作ると、二死後に白鷺千聖捕手と山吹沙綾外野手の連続適時打で2点を奪い逆転した。
その後は両投手の好投が続き迎えた5回裏、新越谷は花園から二死1、3塁の好機を作ると、菊坂胡蝶外野手が右中間への適時三塁打を放ち2点を奪って逆転をした。さらに岡田にも適時打が飛び出し4-2とバンドリを突き放した。
6回以降は新越谷が久保田(6回まで)、朝倉智景投手(1回)、川口息吹投手(1回)、川原光投手(1回)の継投、バンドリは大和麻弥投手(3回)の好投で両軍無得点に終わりゲームセットとなった。
これにより新越谷は前節から5連勝となり、両リーグ最速の“節内全勝”を達成し、入れ替え戦進出を決めた。一方バンドリは入れ替え戦含めて4連敗となり、ウィード未勝利のまま第4節に入ることになった。
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