第1試合
マギア1-4プリコネ(山ノ手)
勝:カスミ(2勝)
負:里見灯花(3敗)
本:モニカ(プ)(1号)
先週ついに本戦初勝利を挙げたマギアは百江なぎさ投手が先発、プリコネは7試合目の登板となるカスミ投手が今季2度目の先発となった。
序盤から両先発の投げ合いとなった。百江、カスミとも時折走者を許しながらも連打は許さず、5回とも3塁を踏ませない投球で無失点を続けた。結局百江は5回4安打無失点、カスミは7回3安打無失点の内容で味方の援護を待った。
試合が動いたのは7回、二死1、3塁からムイミ外野手が適時打を放ちプリコネが先制すると、続く8回には一死1塁からモニカ外野手の1号2ラン、9回にはムイミの犠飛が飛び出し終盤に4点をリードした。
マギアは最終回に二死1、2塁から巴マミ外野手の適時打で1点を返すも反撃はここまでとなった。
これによりプリコネは再び貯金1となり第2節を終えた。一方のマギアは連勝とはならなかった。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
第2試合
大洗1-2里ヶ浜(山ノ手)
勝:直江太結(3勝1敗)
S:柊琴葉(3S)
負:宇津木優希(2敗)
本:山郷あゆみ(大)(2号)
すでに今節の入れ替え戦進出を決めている大洗は鈴木貴子投手、勝って入れ替え戦進出の可能性を残したい里ヶ浜は河北智恵投手が先発した。
里ヶ浜は2回、初回を三者凡退に抑えた河北を早くも降板させ2番手・永井加奈子投手に交代したが、一死から山郷あゆみ内野手に2号ソロを浴び1点を先制された。
それでも直後の3回、二死から朝比奈いろは内野手が出塁すると、今節から2番に帰ってきた新田美奈子内野手が適時二塁打を放ち同点に追いついた。
その後は両軍とも追加点を奪えず迎えた8回、朝比奈がこの日初めて先頭打者として出塁すると、代走・竹富亜矢外野手の二盗、新田の犠打で一死3塁となり、有原翼内野手の内野ゴロの間に里ヶ浜が勝ち越しに成功した。
里ヶ浜はその後4番手・天草琴音投手、守護神・柊琴葉投手がピンチを招きながらもリードを守り切り、第3試合の結果を待つことになった。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
第3試合
4/8(土)
神戸2-7静岡(山ノ手)
勝:絢瀬絵里(1勝)
負:雪代晶(1勝1敗)
本:東條希(静)(1号)、黒澤ダイヤ(静)(2号)、高坂穂乃果(静)(2号)、奥沢美咲(神)(1号)
勝てば入れ替え戦進出となる神戸は左腕エース・雪代晶投手、一つでも上を目指したい静岡は絢瀬絵里投手が先発した。
静岡は初回に二死2塁から東條希内野手の待望の1号2ランで先制すると、続く2回には初スタメンの黒澤ダイヤ捕手の2戦連発となる2号ソロ、4回には二死1、3塁から高海千歌外野手の2点適時二塁打で、5連勝中の神戸から5点をリードし雪代をノックアウトさせた。
投手が代わっても静岡打線は猛威を振るう。5回に二死3塁から渡辺曜内野手が適時打を放つと、6回には高坂穂乃果内野手が1号ソロを放ち0-7と神戸をさらに突き放した。
援護に恵まれた絢瀬は初回からピンチを背負いながらも失点は許さない粘りの投球で神戸打線相手に6回まで無失点の好投を見せた。
入れ替え戦進出のためにも負けられない神戸は7回に一死2塁から奥沢美咲外野手の1号2ランで反撃を開始すると、5点ビハインドの9回には二死1塁から露崎まひる内野手の四球と北沢はぐみ内野手の安打で満塁の好機を作った。しかし続く愛城華恋内野手が投ゴロに倒れ反撃はここまで。連勝は5で止まり、入れ替え戦進出権はあと一歩で里ヶ浜に流れてしまった。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
第2節終了時点での順位表は以下のとおり。大洗と里ヶ浜がともに2節連続で入れ替え戦に進出し大洗は再び新越谷に、里ヶ浜は清澄に勝負を挑むこととなった。
順 チーム 勝-敗-分 勝点 得失差 得点
1 大 洗 7-3-0 21 20 44
2 里ヶ浜 6-3-1 19 12 45
3 神 戸 6-4-0 18 3 44
4 プリコ 5-4-1 16 ー1 39
5 静 岡 3-5-2 11 ー2 45
6 マギア 1-9-0 3 ー32 30
※プリコ=プリコネ
Comentarios