第1試合
清澄高校10-2大洗女子(山ノ手市民)
勝:松実宥(1勝)
敗:磯辺典子(1敗)
S:エイスリン(1S)
清澄高校は宮崎キャンプから今節合流した松実宥投手、大洗女子は磯辺典子投手が先発したこの試合、3回までは両投手のピッチングが光った。松実宥が大洗打線をパーフェクトに抑えれば、磯辺は走者を許しながら清澄打線を無失点に抑えた。
試合が動いたのは4回裏、清澄打線は3連打で二死満塁とすると、松実宥の実妹・松実玄内野手が適時二塁打を放ち先制に成功した。
大洗女子も負けじと直後の5回、連打と犠打で一死2、3塁の好機を作ると、冷泉麻子捕手の二ゴロと小山柚子内野手の適時打で同点に追いついた。
同点に追いつかれた清澄打線は直後の5回裏に新子憧内野手の適時打で勝ち越すと、6回には大洗2番手・ナカジマ(中嶋麗羅)投手から二死1、3塁の好機を作り、代打・愛宕絹恵捕手、高鴨穏乃外野手、清水谷龍華外野手の適時打で3点を加えた。
清澄の猛攻は終わらない。8回には大洗3番手・宇津木優季投手から途中出場の花田煌内野手、新子、竹井久外野手の適時打でさらに4点を加え10-2と大洗女子を完全に突き放した。
7回以降は松実宥の後を受けた鷺森灼投手とエイスリン投手で大洗打線を無失点に抑え、ウィードの首位攻防戦を締めた。
試合後は松実姉妹がお立ち台に上がった。これが野球少女リーグ史上初となる姉妹でのお立ち台となった。
これで清澄は3連勝。得失点差も+14と他球団を圧倒している。果たして清澄の勢いはどこまで続くのか。
第2試合
レヴュスタ3-4新越谷(山ノ手市民)
勝:朝倉智景(1勝1敗)
敗:花柳香子(1敗)
S:川原光(1S)
連敗を止めたいレヴュスタはエース・天堂真矢投手、勝利で上昇気流に乗りたい新越谷は若い小笠原晶子投手が先発したこの試合も2回までは両先発が好投した。
先制したのはレヴュスタだった。3回、連打と犠打で一死2、3塁の好機を作ると、愛城華恋内野手が適時打を放ち先制した。しかし後続が2者連続で三直に倒れた。
1-0で迎えた6回、新越谷は代打・月映巴内野手と岡田怜外野手の連打で1、2塁とすると、二死後代打・大島留々外野手が2点打を放ち逆転に成功した。
逆転されたレヴュスタは直後、二死1塁から石動双葉外野手と叶美空内野手の適時打で再び逆転した。
再びビハインドとなった新越谷は8回、3番手・朝倉智景投手が三者凡退で引き寄せた流れを掴み、レヴュスタ2番手・花柳香子投手から大島の適時打で同点に追いつくと、二死後藤田菫内野手にも適時打が飛び出し勝ち越しに成功した。
その後新越谷は川口息吹投手と川原光投手が1イニングずつ無失点で抑えた。
レヴュスタはこれで3連敗となり、第3節の入れ替え戦進出も厳しくなった。
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