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執筆者の写真事務局 野球少女リーグ

【ウィードリーグ】11日の試合結果 小山柚子&山吹沙綾、空前の乱打戦制する3ラン競演!

第1試合

レヴュスタ7-8大洗女子(山ノ手市民)

勝:丸山紗希(1勝7S)

敗:恵比寿つかさ(2敗)

S:スズキ(1S)

本:小山柚子(大)(5号)


 前戦で延長にもつれる死闘を落としたレヴュスタは左腕エース・雪代晶投手、先週の試合でウィードリーグ前半戦首位ターンを決めた大洗女子は初先発の澤梓投手が先発したこの試合は終盤にドラマが待っていた。


 最初に試合が動いたのは3回、四球と二塁打で二死2、3塁とすると愛城華恋内野手の犠飛でレヴュスタが先制した。


 大洗打線は直後の4回、二死1、2塁とすると、小山柚子内野手の敵失と杉山清美外野手の適時打で逆転に成功した。


 この後暫時試合は膠着するが6回、神楽ひかり投手(一塁手として出場)の二塁打から二死3塁の好機を作ると、天堂真矢投手(指名打者として出場)が大洗2番手・園みどり子投手から適時打を放ち同点に追いついた。さらに7回には二死1、2塁から途中出場の夢大路栞内野手が適時打を放ち勝ち越した。


 しかし8回表、大洗打線がレヴュスタ2番手・柳小春投手から一死1、3塁の好機を作ると、山郷あゆみ内野手の適時打で追いつき、なおも二死2、3塁から小山が第5号3ランを放った。その後近藤妙子内野手も適時打を放ちこの回一挙5点を加えた。


 それでもレヴュスタはその裏に二死1、3塁から途中出場の音無いちえ外野手、夢大路文内野手の適時打で3点を返し1点差まで迫った。


 大洗1点リードのまま迎えた9回裏、ここまで7セーブの大洗守護神・丸山紗希投手が二死3塁のピンチを背負うも、天堂を三ゴロに打ち取り試合終了…かと思われたが、山郷が痛恨のファンブルを犯し、同点に追いつかれて丸山の連続セーブ記録は7で途絶えた。それでも丸山はサヨナラ負けを防ぎ延長タイブレークに持ち込んだ。


 勝ち越したい大洗女子は10回、一死から小山の四球で満塁とすると、杉山が犠飛を放ち7-8と勝ち越しに成功した。その裏は大洗6番手のスズキ(鈴木真莉阿)投手が一死2、3塁から夢大路文のスクイズを失敗させ、ツチヤ捕手が打者走者も補殺して試合終了となった。両軍計25安打15得点の乱打戦となった。


 これで大洗は2位に勝ち点差9をつけて独走体勢に入った。一方レヴュスタは9回二死から執念で同点に追いついたものの、タイブレークで拙攻を見せてしまった。


第2試合

清澄高校8-11バンドリ(山ノ手市民)

勝:レイヤ(2勝1敗)

敗:片岡優希(1敗)

S:市ヶ谷有咲(2S)

本:山吹沙綾(バ)(1号)


 前戦で降格後初勝利を挙げた清澄は初登板の片岡優希投手、先週ウィード初の延長戦をサヨナラで飾ったバンドリは革命戦出場が決まっているレイヤ投手が先発したが、中盤以降第1試合以上の乱打戦となった。


 序盤は両投手とも良い立ち上がりを見せたが、先に崩れたのは片岡だった。4回、バンドリ打線は先頭の北沢はぐみ内野手の二塁打と奥沢美咲外野手の犠打野選で無死1、3塁とすると、戸山香澄外野手が適時打を放ち先制点を奪う。さらに続く山吹沙綾外野手は片岡の甘い直球を右翼席最上段に弾き返し、本戦初アーチとなる1号3ランで0-4と引き離した。なおも一死1、2塁から氷川日菜内野手にも適時打が飛び出し一挙5点を奪い片岡をノックアウトさせた。


 魂の猛攻は終わらない。続く5回には無死1、2塁から山吹と若宮イヴ内野手の適時打でさらに2点を加え0-7と大量リードをつけた。


 清澄打線はその裏、無死2塁から松実玄内野手の適時打で1点を返すと、清水谷竜華外野手の遊ゴロ、上重漫内野手と染谷まこ捕手の適時打でさらに3点を返した。6回には一死2、3塁から代打・愛宕絹恵捕手の適時打でさらに2点を返し6-7と1点差まで迫った。


 流れを失いかけたバンドリだが7回、戸山と山吹の連打で無死1、2塁とすると、若宮の適時打で1点を加えると、なおも二死2、3塁から氷川日の適時打でさらに2点を加え6-10と再び突き放した。


 清澄打線はその裏、上重と染谷の連打で無死2、3塁とすると宮永咲内野手の内野ゴロの間に1点、船久保浩子内野手の適時打でさらに1点を返し8-10と2点差まで迫った。


 結局バンドリは9回に二死1、2塁から氷川日の適時打で3点差として、守護神・市ヶ谷有咲投手がその裏を三者凡退に抑え連勝した。


 一方の清澄は片岡が4回に捕まり今節2試合目の2桁失点を喫した。

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