【12日神宮 里咲9-4FE】秋田ファイアーエムブレムズ(以下FE)は12日、東京里咲サンフラワーズ(旧里ヶ浜・以下里咲)とのオープン試合に臨んだが、終わってみれば2試合連続の2桁被安打、4本の被本塁打の大炎上でFgG連合戦に続く連敗となった。相手は野球少女リーグの強豪・里咲で長打力を売りとしている球団であったが、その実力をまざまざと見せつけられた。
FEの先発のミレディが初回にいきなり3本のホームランを浴び4点を失った。2回にはエスト内野手のホームランで1点を返すと、スミア捕手の二塁打からクレア外野手のタイムリーヒットで2点差とした。しかし、直後の守備で2本のタイムリーヒットを含む4安打を集中され3点を追加されミレディはノックアウトされた。エース候補であったミレディの乱調は想定外であった。それでもFEは5回にクレア、ティアモ外野手の連続ホームランで3点差に詰め寄る執念を見せると、3回からはアンナ投手、5回途中からベレス投手が無失点に抑え試合を作った。しかし、8回に登板したエイリーク投手が痛恨の2ランホームランを浴び万事休した。
試合後マルス監督は「野球少女リーグのレベルをまざまざと見せつけられた。レベルアップしていくしかない。私を含めてみなこの2試合で感じたことがあると思う。開幕に向けてなんとかチームを立て直したい」と反省の弁を述べた。開幕までは時間はあるが悠長にしていてはいられない。まずは2試合連続で炎上した投手陣の整備が必要である。
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