【15日ZOZO 大神5-6FE】秋田ファイアーエムブレムズ(以下FE)は茨城大神アングラーズ(以下大神)との練習試合に臨み、6-5と辛勝した。序盤で5点のビハインドを背負う展開となったが、8回に七瀬佳乃捕手のホームランで4点差とすると、9回にはターナ内野手のタイムリー二塁打で1点を返し、2死とされるも満塁とし菊間夏夜外野手が大神の絶対的守護神である丸山紗希投手が投じたインコースに食い込むカットボールをレフトスタンドへの逆転満塁ホームラン(グランドスラム)を打ち込み5点ビハインドを跳ね返した。裏の守りはFEの守護神・エダ投手が被安打1も無失点に抑え逆転勝ちを収めた。
FEは先発投手のシェズ投手が5回を投げ111球と制球に苦しんだ。1回は2死を取るも佐々木あけび外野手に二塁打を打たれると、続く五十鈴華内野手に先制2ランホームランを浴び2点を失った。3回にも2死から佐々木、五十鈴に2者連続ホームランを浴び2点を追加された。4回には死球と四球を与えると、1死満塁から内野ゴロの間に1点を追加され5失点となった。シェズは「ホームランを打たれるようなところには投げていないと思うけど、次に切り替えるだけ」と淡々と振り返った。マルス監督は「シェズには調子が良くないなりの投球の仕方を身に着けてほしい。ただ、野手陣がよく逆転してくれた。七瀬、菊間はよく打ってくれた」と笑顔はなかったが、2連敗中であっただけに安堵していることだろう。
16日は野球少女リーグ事務局にてSeason3のグループ振り分けがインターネット配信される。果たして同じグループに入る5球団はどの球団になるのか注目される。いよいよFEの挑戦が始まる。
9回に逆転満塁ホームランを放った菊間は「打ったのはカットボールだと思います。すっきりした結果を出したかったので良かったです。でももっと結果を出さないと開幕戦のスタメンには入れないので必死にやります」と興奮気味に語っていた。開幕戦の外野手争いに拍車がかかっている。
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