【12日福島 プリコネ3-3FE】秋田ファイアーエムブレムズ（以下FE）は福島プリコネアストルムズ（以下プリコネ）との初対戦は9回規定により3-3の引き分けに終わった。2回に七瀬佳乃捕手に待望の本塁打が出て、先発投手のシェズが6回途中1失点の好投を見せ勝ち投手の権利をもって降板したが、2番手投手のベレス投手が同点に追いつかれ4試合連続での先発投手の白星はならなかった。
七瀬の先制2ランホームランで先制したものの、その後はなかなかプリコネ先発投手のユキ投手を攻略できなかった。すると、6回にシェズが先頭打者を出すも併殺打に打ち取り2死を取るも、ペコリーヌ内野手に対しては初球を捉えられ1点を返されたところで降板となった。ベレスは6回は抑えたものの、7回はヒットと死球でピンチを招くと、代打リノ捕手にタイムリーヒットを浴び同点とされた。それでも打線は2死からカチュアがヒットを放ちユキをマウンドから引きずり下ろすと、四球でチャンスが広がり、フュリー内野手がプリコネ2番手投手のアリサ投手からタイムリー二塁打を放ち1点を勝ち越した。しかし、回跨ぎをしたベレスが抑えきれなかった。1死2塁のピンチでツムギ内野手に痛恨のタイムリーヒットを浴び再度同点とされた。9回は両軍決め手に欠き引き分けに終わった。
悔しい引き分けになりマルス監督は「勝ち切る難しさを感じた試合だ。ベレスに関しては結果は出なかったが次の試合で取り返してほしい」とコメントをすると、間髪入れず監督室に入っていった。3試合無安打であった七瀬は「ホームランを打ててよかったですが、守備がダメでした。この失敗を次に生かしていくしかありません」と打撃で結果が出たものの悔しい表情を浮かべていた。
連勝は止まったが、初のプリコネ戦で内容がある試合ができた。決して悲観する結果ではない。次の試合は一週間後に予定されている。勝って再びいい流れを作れるか注目したい。
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